内容説明
ローダン一行は、ヒュプノ・クリスタルにあやつられる超弩級戦艦四隻を追跡していた。長い航行の末、四隻はマゼラン星雲の縁にある惑星キーグに着陸する。その偵察に派遣された五人の部下は、無数の洋梨型宇宙船が停泊する大宇宙港を発見。さらに詳しく調査しようと考えたローダンは、ロワ・ダントンらとともにスペース=ジェットで惑星キーグに潜入する。だが、ヒュプノ・クリスタルが支配するキーグには、テラナーたちには思いもよらぬ罠がしかけられていたのだ。
目次
マゼラン星雲の奴隷世界
時間旅行者たちの贈り物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
13
前半は、マゼラン星雲に遠征に行った<クレストⅣ>と<フランシス・ドレーク>。次々新技術を提示するロワ・ダントンに振りまわされつつ自ら偵察部隊の指揮を執るローダン。指揮官先頭もやり過ぎるとイヤミですぜ。後半「時間旅行者たちの贈り物」はローダンのいないオールド・マン監視チームのブリー。退屈を持て余すグッキーらのニュー・ルナ偵察行を承認。むろんダールトン節ですので、同行するマーシャルらを差し置いて大手柄を上げるのはお約束。一番のヒーローは生まれて33年目でようやくジャンピーと名づけられたグッキーの息子だとか。2021/02/05
llll'
1
.2021/09/15
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- 和書
- ボロブドール