内容説明
1974年、世界はかつてない暗黒時代を迎えていた。第二次大戦で圧倒的勝利をおさめたナチス・ドイツが、ヨーロッパはおろかアジアやアフリカ、さらには南アメリカまで支配していたのだ。ナチスの魔手は次第にアメリカ合衆国へと伸び、ふたたび戦争が起こるのは必至だった。そのアメリカに唯一残された最後の希望が《プロテウス作戦》だ。―過去の世界に選りすぐりの工作隊を送りこみ、歴史の進路をねじ曲げて、いち早くナチスの野望を叩きつぶすのだ!かくして《プロテウス部隊》は勇躍時間の流れに飛びこんだが…。人気絶頂のホーガンが時間テーマに挑んだ雄渾のSF大作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カラヤ3
2
歴史改変物だが、この作家にふさわしくいろいろ理屈付けてる。国の方針を動かすには政治家に会うひつようがあり、政治家に会うために科学者に信用されなければならないという手順をきちんと踏んでる。2022/07/22
Musa(ムサ)
2
ナチスに支配された世界を改変するために過去へタイムスリップする物語。過去を改変するために過去の有名人たちにコンタクトをとる展開は定番ですが面白いです。2021/01/07
またゆき
1
じっくりと世界情勢を語っていくこのスタイルが好き。加速してく歴史の流れにどう立ち向かっていくのかな。2014/06/02
可兒
1
ホーガンが歴史改変に手を出していると聞いて2008/12/20
広中錫
0
+6 THE PROTEUS OPERATION by James P. Hogan 1985 も一つで……2015/09/26
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- 和書
- 喰いもの恨み節