内容説明
校内研修の計画書づくりから研究主題の設定の仕方、研究授業、研究発表会のプロデュースまで、スーパー研究主任が明かす必ず役に立つ実務の心得。
目次
第1章 準備―理念と段取りを整える
第2章 企画―研究の基礎・基本を知る
第3章 提案―多様な手法や人間の心理を知る
第4章 調整―主任の腕の見せどころ
第5章 研究授業のプロデュース―事前準備から研究協議会まで
第6章 研究発表会のプロデュース―校内研修の集大成
第7章 評価―努力が報われる成果の測り方
著者等紹介
藤本邦昭[フジモトクニアキ]
1965年愛媛県生まれ。熊本大学教育学部卒業後、私立高校等の講師を経て、熊本県の公立小学校・中学校に勤務。現在、熊本市立高平台小学校教頭。全国算数授業研究会総務幹事、基幹学力研究会世話人、日本数学教育学会小学校研究部、小林寺拳法熊本海西副道院長(正拳士五段)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
13
【教育書】指導助言で関わっている学校から次年度の研修について相談されることが増えたため、手に取った一冊。私自身は現場にいた時に研修主任を経験したことがなかったので、どういう視点で校内研修を運営しているのかがつかめて良かった。そもそも学校園での研修とはどういう子どもを育てるのかという「研究」の部分と、先生方が教師としての力量を高めていく「修養」の部分とを備えていて、どちらの視点も欠かすことなく研修を進めていくのが大事ではないかと思えた。2023/01/30
epitaph3
3
2015年162冊目。この本も、今の僕には、心強いです。個人でやる分にはなんも楽しいだけなのに、組織として行うには、もう学校組織運営を一部任されたわけで、マネジメントできないとならんので。ヒント満載。2015/03/30
epitaph3
2
2015年77冊目。自分より若い人が研究主任を数年続けている例も見てきたけれど、研究の計画づくり、提案、スケジュール管理、実施、職員のサポート、管理職と相談、外との折衝、研究授業協議会や、話し合いの仕方、外部折衝、地域への還元などいろいろな配慮ができる人にならないとできない。よく若い人、主任やってきたな。主任が全てになうわけではなく、全職員と、話をして、協働して進める力も求められる。2015/02/16
松村 英治
0
若干旧型というかよくある校内研究における研究主任の仕事って感じだったが、当然役立つこともたくさん!さあがんばろう。2016/03/28
ブロッコリー
0
研修主任になったら、一読すると方向性が見えてくる。研修主任になって大切なことは、計画性(見通し)をもって研修を進めること。また、研修は教師のスキルアップと、すべての子どものためにという視点が大切。 ただ、具体例が少ないので初めて研修主任をやる人には内容がつかみにくいとろもあるかもしれない。2016/03/28