ハヤカワ文庫<br> 火星の砂

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ハヤカワ文庫
火星の砂

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150103019
  • NDC分類 933
  • Cコード C0100

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き

27
日本火星協会入会の記念に読了。2001年宇宙の旅のアーサーCクラーク。SF作家が宇宙の旅を。こんな希望に溢れたSF初めて読むかも。ああ、何故ラム肉なのか!宇宙でビールが飲みたくなる。地球を離れダイモスから火星へ。やはり想像し得る事は実現出来る。火星で走る車は電気か水素かそれとも。「我々が最も欲してるのは人的資源なんですよ」「どこにでも人は住めるんです。そしていつかそこが故郷になるんです」ジミーとの会話の件、何故このタイミングなのか。まだ間に合う。やっぱり一緒に目指したい。私は必ず力になれるよ。2017/05/21

kochi

16
SF作家のギブソンは、火星へのテスト航海に招待され、6人のクルーと共に片道3ヶ月の火星への旅に(早い!)。優秀な人材を受け入れて、居住区を拡充しつつある火星で、彼は地球の反対を押し切って進められている隠された計画に気づくが… なんと1951年の刊行。いわゆるテラフォーミングを扱う話だが、火星の先住生物を気づかう環境問題的な発想もあり、時代を先取っているようで、さすがにクラーク。なによりもストーリーのシンプルさが魅力。昔はみんな期待していた、火星ならではのX X Xが可愛らしくて(^^;2020/09/10

七色一味

13
読破。再読です。なにを隠そう関東オフ会の席でクラークの話が出まして。クラークと言えば『2001年~』や『2010年~』が有名ですが、私的には『地球光』や『海底牧場』の方が好きで…。『地球光』を読もうかと思ったんですが、隣にあった本書を取ってしまったという…。 内容的には火星植民初期の段階でSF作家マーティン・ギブスンが、火星定期便初就航のアーレス号に乗り込んで火星に向かうという話です。なにせS53.7.31初版ですので内容的には既に現代が追い越してしまっている部分が多々ありますし、(続く)2011/11/06

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

8
**注)SF**地球ベストセラーのSF作家、ギブソンが主人公。初の旅客用宇宙船、唯一の民間客として乗船。自分の書いた小説と現実の宇宙旅行があまりにも違う事に驚愕する話。今読むと、多少違和感があります。しかし、この本の英語版は世界初の人工衛星打上げ以前に書かれたものです。そう思うと、このSF作家は宇宙旅行を夢想したクラーク御自身なんだな。と思いますし、著者自身がノリノリで書いているとも感じました。SFファンでクラークが宇宙旅行にどの様な"夢"・"希望"・"冒険"を求めていたのかご関心のある方にお勧めします。2012/01/21

aoi

6
書かれたのが40年以上前らしいのだが、ずっと火星移住の話とかあったはずなのに、やっと2022年に本格的に始動するらしい。全然そこまで進んでなかったんだなぁと思った。ドームを幾つか繋げて生活をする様子が、何となく北極・南極の観測所生活のイメージとダブった。火星に行っては見たいものの、実際は岩と砂?だらけで見るものなさそうだし、緑が恋しくなるし、宇宙旅行にもお金が莫大に掛かるから行けないだろう。火星人は本作のような生物だったら、居て欲しいな。2018/03/31

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