HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS<br> 『高慢と偏見』殺人事件

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HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS
『高慢と偏見』殺人事件

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  • サイズ B40判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150020125
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

出版社内容情報

詐欺まがいの投資話でエマやアンから恨みを買うウィカムが、パーティの最中に殺された。キャサリンの娘とエリザベスの息子が嵐で閉ざされた館で起きた怪事件に挑む! 『高慢と偏見』『エマ』『説得』……オースティン作品の登場人物が織りなす正統派ミステリ

内容説明

『高慢と偏見』のエリザベスとダーシーが結ばれてから二十二年。夫婦は長男のジョナサンと共にハウスパーティに参加する。嵐に閉ざされた二日目の晩、詐欺まがいの投資話で恨みを買うウィッカムが何者かに殺された。正義感と好奇心から、『ノーサンガー・アビー』のキャサリンの娘エリザベスとジョナサンは事件を調査することに。パーティの招待客は誰もが動機や秘密を抱えている。犯人の正体は?『分別と多感』『エマ』『説得』…ジェイン・オースティン作品のカップルが総出演する極上のパスティーシュ・ミステリ!

著者等紹介

不二淑子[フジヨシコ]
英米文学翻訳者

グレイ,クローディア[グレイ,クローディア] [Gray,Claudia]
1970年生まれ。イタリア、トリノ在住の作家。2008年に「エヴァーナイト」シリーズでデビュー。2015年からは「スター・ウォーズ」サーガのスピンオフ小説を手掛ける。2022年に刊行された本書は、アウディ賞ミステリ部門にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スイ

16
『高慢と偏見と殺人』を読んだ作者が、「殺されるならウィカムだろおおおおお?!?!」と思って書いた、という経緯に爆笑。 オースティンの主要作品の主人公たちがほぼ勢揃い。 原作の出来事や人物もあちこちで仄めかされるので、あーはいはいあれですね!と目配せを返せるのは楽しい。 そう、オースティンが好きな人こそ楽しめる可能性が高まる作品、ではある。 でもねえー!でもねえー! 大好きなキャラクターたちが殺人犯かも、というのは、読む前に思っていた以上に悲しかった…。 また、女性陣は魅力的なのだけど、2025/05/09

練りようかん

16
ジェイン・オースティンが生み出した6作品の登場人物が大集合。未読作もあり人物紹介ページに何度も戻りながら進めると、各々の接点からジェインワールドの枠組みが立ち上がってくるのが面白い。多くの人が充分な動機を持つ人物が殺され犯人の絞り込みをメインに展開。真実は言葉ではなく行動が語るという小説家のメッセージが頭に残り、許容の態度が何十年の結婚生活にヒビを入れるシーンはゾワッと怖く、夫婦の愛と夫婦の仲もまた道徳と礼儀作法の如く合致しないのだなとしみじみ。ミステリーより名作の延長を読んだ印象が強かった。2025/04/17

鳩羽

6
『高慢と偏見』から二十二年。ダーシー夫妻は、ナイトリー夫妻にハウスパーティーに招待されていた。その場には『説得』のウェントワース夫妻、『分別と多感』のブランドン夫妻も滞在することになっていたが、ウィッカムが持ちかけた詐欺の投資話で大損をした関係者も何名か含まれていた。そんな時、不愉快な客ウィッカムが死体で発見される…。礼儀と作法のせいで全体像が見えにくく、群像劇のような細かな視点の切り替えもあってなかなか集中できなかったが、とても面白く読めた。それぞれの人物の行動が納得できるもので、若人の活躍もよかった。2025/03/24

opika

6
ジェイン・オースティン作品のカップルが全員登場するというそのアイディア、よく思いついたものです。このキャラはこういう時にどう振る舞うかな?と自分なりに考えながら読むのは楽しかったです。一番有名なのは『高慢と偏見』なのかな。私は高慢〜の次に読んだ『ノーサンガー・アビー』もけっこう好きだったので、それぞれの作品カップルの子供であるジョナサンとジュリエットが殺人事件の調査をするというところにもぐっと来ました。ウィッカムはやはり好きにはなれないね、うん。2025/03/20

Roca

5
ジェイン・オースティン作品のカップルたちのその後を書いた二次創作(しかも全長編を網羅)でありながら、オリジナル男女バディのヒストリカル・コージーミステリでもある、なんともぜいたくな一品だった。私はオースティン作品では『エマ』がいちばん好きなのだけど、メインの二人は原作からの年月とホスト役ということもあってちょっと大人しめ。代わりにフランク・チャーチルがいい味出してた。ダーシー家の息子ジョナサンが「世界一有名なロマンス小説の主人公夫婦2世」というだけにとどまらない、しっかり共感を誘う個性があって好感度大。2025/02/19

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