HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS<br> 黒い錠剤―スウェーデン国家警察ファイル

個数:
電子版価格
¥2,860
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS
黒い錠剤―スウェーデン国家警察ファイル

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年04月29日 08時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 440p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150019976
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0297

出版社内容情報

ストックホルムで女性の刺殺体が発見された。交際相手の男は服役中だったが、事件当夜は仮釈放されていた。警察は男が犯人と確信するが、ヴァネッサ警部の元に「彼は殺していない」と訴える女性が現れる。ネットで蠢く「インセル」が現実社会に牙を?く暗黒ミステリ。

内容説明

ストックホルムで女性の惨殺死体が発見された。容疑者である服役中の交際相手カリムは、事件当夜、仮釈放の身だった。彼の靴から被害者の血液が検出され、警察上層部はカリムの犯行と断定する。だが警部のヴァネッサだけは、狡猾なカリムが血のついた靴のまま刑務所に戻ったことに疑問を抱く。やがてカリムの起訴が間近となった頃、「彼は殺していない」と訴える女性が現れ、事件は単純な怨恨殺人とは全く違う様相を見せはじめ…。全世界のミステリファンを熱狂させた『ミレニアム』の系譜を継ぐ警察小説登場。

著者等紹介

エングマン,パスカル[エングマン,パスカル] [Engman,Pascal]
1986年生まれ。作家、ジャーナリスト。スウェーデンの全国版夕刊紙の記者を経て、2017年にPatrioternaで作家デビュー

清水由貴子[シミズユキコ]
上智大学外国語学部卒。英語・イタリア語翻訳家

下倉亮一[シタクラリョウイチ]
スウェーデン語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

65
なかなか強烈な最後だった。スウェーデン〈ヴァネッサ・フランク警部〉シリーズの2作目が初邦訳。国家警察の女性刑事ヴァネッサがコンビを組むのは元軍人のニコラス。この2人の関係と活躍がおみごと。事件は殺人、DV、路上生活、そしてインセル(恋愛やセックス経験が乏しい男性達)。スウェーデンの現在はこんななのか?と驚く。短い章の複数のストーリーが1つになり爆発する展開を楽しんだ。本国では5冊刊行とのこと、シリーズ他の作品も読んでみたい。2023/12/08

みみぽん

22
スウェーデン(北欧)小説さながら登場人物たちがみなどこか屈折している。それでも読まずにいられないのは根底にある強烈なヒロイズム。女刑事ヴァネッサを中心にありとあらゆる人間模様が交差していく。人気キャスター、ホームレスカップル、元DV夫とその妻など。一体どこで点と線がつながっていくのか…パズルが少しずつハマる過程に読む手が止まらなかった。それにしてもまるで昨今の日本かと?と思うほど過剰なマスコミと歪んだSNSの闇。犯人が判明してからはアクション過多でやや引いたが満足の一冊。謎めいた男ニコラスがカッコイイのだ2024/03/07

ケイジ

21
スウェーデンの人気警察物。今回翻訳されたのは2作目という事で最初は人物関係が掴みづらいですが徐々にノンストップサスペンスに。意外とゴリゴリのアクションもあり良作でした。2024/04/20

ケンタ

20
北欧ミステリー、ちょっとキツイ描写もありましたが、好物です。登場人物の多重視点でテンポ良く話が進み、ちょっと最後はやり過ぎかなと思うぐらいの展開で読む手が止まらず。シリーズ2作目という事で、ちょいちょい分からない描写があり、今後の翻訳期待ですね。2024/02/15

みやび

20
すごかった。被害者は服役囚の妻、TV司会者の愛人。女性警部ヴァネッサと助けてくれる元軍人が主役。その隣に住む少女は父親から虐待を受け、女性記者は連れ去られレイプ被害に遭い、路上生活者も暴力にさらされ…どのパートもげんなりしたけれど、容疑者たちも含めてこれほど多くの登場人物の人生を、それぞれ小刻みに展開して少しずつ重ねていくのは面白いと思いました。インセルという危険な人達をこの本で知り、最後は唖然、それでも最後の最後は。未来を感じられたのが救いです。2023/12/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21578156
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。