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出版社内容情報
1921年の独立の気運高まる英領インド。帝国警察のウィンダム警部が阿片窟で目撃した眼球のない刺殺体が消えた。英皇太子の訪問を前にカルカッタに厳戒態勢が敷かれるなか、街では同様の変死事件が。ウィンダムとバネルジーは独立テロと連続殺人を防げるのか?
内容説明
1921年12月、英領カルカッタ。インド帝国警察の英国人警部ウィンダムが阿片窟でキセルの夢に溺れていると、警察のガサ入れが。慌てて逃げだす途中、両眼をえぐられ腹を刺された男が現れ眼前で息を引き取る。だが翌日、死体の目撃情報はなく、阿片の見せた幻にも思えたが、別の場所で同様の死体が発見される。折しも英国皇太子とガンジーの側近のカルカッタ訪問で独立運動が激化するなか、ウィンダムと相棒のインド人部長刑事バネルジーはこの奇妙な連続殺人の謎を解けるのか?傑作歴史ミステリのシリーズ第3弾。
著者等紹介
ムカジー,アビール[ムカジー,アビール] [Mukherjee,Abir]
1974年ロンドン生まれ。インド系の移民二世。『カルカッタの殺人』がデイリー・テレグラフ/ハーヴィル・セッカー犯罪小説賞第一席に入選し、2017年に作家デビュー。同年、同作で英国推理作家協会賞ヒストリカル・ダガー賞を受賞した。2018年シリーズ第2作にあたる『マハラジャの葬列』でウィルバー・スミス冒険小説賞を受賞。2019年には『阿片窟の死』がサンデータイムズ紙「1945年以降のクライム&スリラー・ベスト100」にクリスティー、チャンドラーと並んで選出された。シリーズは現在第5作まで発表されている
田村義進[タムラヨシノブ]
1950年生、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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