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内容説明
荒涼とした田園地帯にそびえ立つ“サミット”邸。一風変わった家族のみが住む屋敷にメイドとして雇われたヘレンは、不吉な予感に震えていた。近隣の町で若い女が連続して殺されているのだ。次に狙われるのはわたしかもしれない―ひたひたと忍び寄る殺人鬼の影に怯えるヘレンだったが、屋敷には頼りにできる人物は見当たらない。そして激しい嵐の夜、ヘレンの耳に聞こえてきたのは、屋敷裏のらせん階段を歩く何者かの足音だった!ロバート・シオドマク監督が映画化し、その後三度にわたって映像化されたゴシック・サスペンスの古典的傑作。
著者等紹介
ホワイト,エセル・リナ[ホワイト,エセルリナ][White,Ethel Lina]
1876年生まれ。1930年代から40年代にかけて十数冊の長篇ミステリを発表した。アルフレッド・ヒッチコック監督の『バルカン超特急』など、映画化された作品も多い。44年没
山本俊子[ヤマモトトシコ]
東京都立第十高等女子学校卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
25
ヘレンは同じく雇われ人の立場の家政婦ミセス・オーツから“普通はレディしか雇わない”家に仕方なく雇ってあげたのよ、と言わんばかりの事を言われる。まともなメイドが応募しなくなったのが真相だが、そこは屋敷側の人間としてミセス・オーツはおくびにも出さない。ヘレンにもその辺りの事はおいおいわかっていく。レディ・ウォレンは初対面のヘレンを孫の妻だと思っていたが、メイドと知るなり「この家から出てお行き 木が多すぎる」と意味深な事を言ったかと思うと「あんた、今夜あたしと一緒に寝ておくれでないか」と言い出す。2022/01/20
さえきかずひこ
9
犯人が最後の最後まで分からなかった...!登場人物の造型が非常に巧みで感心しました。2019/12/16
あら
8
とんでもなく面白かった!!!!お勧め!!!!怖くてドキドキするけど、やめられなくて一気読み。2024/12/08
shiaruvy
3
【2003.09.30 初版】 ポケミス1739番 シオドマク監督のとジャクリーン・ビセット出演の映画原作。 2017/09/06
旭
3
お屋敷とメイドさんという所に惹かれたんですが、このメイドさんかわいいけど、うかつすぎて•••!妄想力が空回りして、全てが悪い方へいくじわじわした怖さは嫌いではないです。王道ゴシックといった感じ。2012/02/25
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