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内容説明
北部の都市へ職探しに行ったきりで消息のない夫を探してほしい。マシュー・ホープのもとを訪れた妻がそう依頼した直後、当の夫の身分証を持ち、顔を吹き飛ばされた無惨な射殺死体が浜辺で発見された。だが身元を確認しに来た妻は、死体は夫ではないと言う。では、この死体は何者なのか?夫の行方は?向こうで何があったのか?夫の足取りを追うマシューは、北の都市の警察に助力を乞うことにする。電話をかけると、受話器の向こうで冷静な刑事の声でこう答えた。「87分署、キャレラです」―二大ヒーロー夢の競演で贈る、シリーズ大団円。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
硯浦由咲
3
二十年間に渡り書き続けられたホープ弁護士シリーズ十三作目にして最終巻であり、作者のもう一つの有名なシリーズ87分署のキャレラ刑事も登場するという、おそらくファンにはたまらん一冊ですが、ほぼマクベインさん初読み(汗)「これはある程度両シリーズとも読んでから読むべきものだよなぁ」と思いつつも、ちらっと最初のページをめくったら止められなくなり一気に読み終えちゃった。首尾よく図書館にて「金髪女」を借りてきて、そして近所の本屋に「警官嫌い」があるのも確認済みなので、これからじわじわと両シリーズを読んでいこう♪2016/05/26
章魚 たこ
0
ホープシリーズ最終巻。87分署キャレラも登場するという大盤振る舞い。もうほんとうに、誰が悪人なのかどんでんどんでん返し返し。微妙な時間差の叙述が秀逸です。2016/10/22
tai65
0
星4つ2011/03/28
bapaksejahtera
0
ホープ弁護士シリーズ最終作。ホープが刑事弁護士を廃業する決意をし多くの殺人と美術窃盗をした悪党がまんまと逃げ去る(指名手配は受ける)おかしな終焉に終わる。そもそも結果的に犯罪として「成功」を収めた女が、冒頭ホープ弁護士に夫探しを依頼をした理由も判然とはしない。文章は良かったが。2019/12/16
渋谷英男
0
後半のサスペンスはさすがだけど、何も解決してない。☆32018/06/29