- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハヤカワポケットミステリー
内容説明
瀕死の重傷から回復したマシュー・ホープの最初の仕事は、大手玩具メーカーを相手どった差止訴訟だった。依頼人はデザイナーのエレイン。彼女がデザインしたユニークなくまのぬいぐるみと酷似した商品を、彼女のもとの勤務先であるメーカーが販売しようとしているのだ。メーカーの社主トーランドは自信満々で訴訟を受けて立つ…だが、裁判が始まってまもなく、事態は一変した。トーランドが自分のヨットで射殺され、目撃者の証言からエレインが容疑者として逮捕されたのだ。弁護を引き受けたマシューだが、彼女の身辺からは意外な事実が…ホープを窮地へ追いこむ、玩具デザイナーの秘密とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bapaksejahtera
5
前作「小さな娘がいた」で主人公が銃撃を受けて昏睡、友人同僚の活躍によって事件が解決した。マシューが覚醒して弁護士活動に復帰する所が本編の端緒。最初の案件は、テディーベア人形の知財裁判。彼は権利侵害を受けたとする原告の代理人になる。この途中で原告は侵害者として訴えた相手当事者を殺した容疑で逮捕される。これと並行してマシューの片腕ウォレン探偵がその女性助手の麻薬中毒離脱を図って無理やり彼女を船に乗せる。その船が麻薬運び屋に乗っ取られて..と目まぐるしい展開。いつもよりはストーリーに入り易かったが、その後ダレる2020/09/29
tai65
0
星4つ2011/02/19