Hayakawa pocket mystery books<br> 黒い塔

Hayakawa pocket mystery books
黒い塔

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  • サイズ 新書判/ページ数 348p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150012687
  • NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

有沢翔治@文芸同人誌配布中

4
ダルグリッシュ警視に下された白血病の診断は誤診だった。  残りの休暇はドーセットですごすことにする。というのもダルグリッシュ警視は知人、バドレイ神父から折り入って相談したいことがある、という手紙を受け取っていたのだった。しかし、到着するとバドレイ神父はすでに死んでしまっていた。  ダルグリッシュ警視の捜査の結果、神父は卑猥な嫌がらせを受けていたことが明らかになる……!https://shoji-arisawa.blog.jp/archives/51309016.html2011/11/14

Kitinotomodati

3
正統派英国警察ミステリ。字が小さいなあ。(そんなことをぼやく年になった)後半、死人がゴロゴロ出てきて意外だった。題名の「黒い塔」はもっとオカルティックな舞台になるのを期待したのに、肩すかしでした。2020/09/01

kanamori

0
☆☆☆2013/09/28

trap

0
誤診後、快復に向かうダルグリッシュが来訪を乞う旧知の神父の所へ行くと、神父は既に亡くなっていた。 舞台は小さな障碍者療養施設、療養者の複雑な過去と現状が丁寧に描かれる。 連続する死は事故か事件か? 療養施設を象徴する断崖絶壁の上の黒い塔が、常に読者に不吉な予感を与える。 8章で急展開したが、じわじわと滲み出る違和感を7章分味わえる。 ドラマよりも肉感的に思えた。 個人的には、おかきとチョコの匂いを嗅ぐとチョコ柿ピーを連想するように激しい波の音を聞くたびに思い出しそうな小説だ。2023/12/02

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