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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やっす
14
コックリル警部初登場。首を切られ、被害者が生前嫌悪感を示した奇妙な格好の帽子を被せられるという奇妙な展開と、限られた人数の容疑者、終盤に至り二転三転する犯人像など後の作品を彷彿とさせるブランドの持ち味はすでにその片鱗を見せています。決して悪くはないのですが、『緑は危険』『ジェゼベルの死』『はなれわざ』といった傑作群と比較すると残念ながら習作の域を出ていない様にも思います。それだけ後の作品のクオリティが高いという事の証明でもあるのでしょうけど。コックリル警部のデビュー作という意味でも読んで損のない作品。2016/07/12
あら
4
再読はないです。この人以外が犯人だったらよかったのに…頭が混乱しています。2024/03/27
tara
2
舞台設定はシンプルで、容疑者の人数も少ない…にもかかわらず、真相への道筋を巧みに覆い隠したまま終章まで話を運ぶ手さばきは鮮やか。意外性も説得力も申し分なし。2016/08/15
Jimmy
2
山荘に集まった関係者に紛れ込んだ1人の厄介者。恐らく本格ミステリの最良・典型のパターンで殺人は起き、さらに、、、。犯人も申し分なし、テンポも申し分なし、そして何より私がいいなぁと思ったのは動機。この動機が見えないまま物語は進み、途中で判明したある重大な事実はぶっちゃけミスディレクションでした。それだけこの動機を読者に納得させるかって事がこの作品のほんの少しのこだわりだったかもしれませんね。2013/02/16
にゃー
1
謎としては意外と面白いけどブランドはやはり容疑者が延々喋ってる感じか・・・しかしこれはフェアなのか・・・?2017/10/15
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