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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たち
20
フリーマンさんは、かなり古い作家ですが、私の大好きな作家さんの一人です。医師でもあるので、どの話も法医学問題を題材に書かれているのですが、内容は、今読んでも引けを取らない面白さです。あとがきによれば、自宅に研究室を作って、本に載せる事柄はすべて実験していたとか…。恐るべし作家魂!なかなか手に入らないのでもっと読みたいな~といつも思います。2017/07/07
本木英朗
16
フリーマンの長編のひとつが、この作品である。俺は2001年に一度だけ読んでいて、今回で2回目だ。スティーヴン・グレイは初秋の日当たりのいいハイゲイトのウッド・レーンを、陽気な気分で歩いていた。一方のポケットには研究資料にする微生物の採集管を、一方のポケットにはステッチブックを携えての遠足だった。間もなく彼は一人の美しい女が、何かを探しているようなところに出会った。そして彼は、森の沼地に殺された男の死体を見つけたのである……という話だ。ソーンダイク博士、そしてフリーマンだ。今回も全く分からなかったよ、うん。2020/03/08
内島菫
15
長篇になると若い男性の語り手と、事件関係者(被害者側)の美女とが恋愛関係になるという要素が必ず入るのだが、個人的には必要性を感じない。また、大方の読者を代表するような凡庸さを語り手や周囲の人々が発揮したソーンダイクへの疑いや迂闊で混乱した態度を描写する部分も増えるように思うが、こうした部分も少々もどかしい。やはり探偵小説の真骨頂は、短篇あるいは中篇にあるのではないか。また、犯人が犯跡を隠そうとすればするほど露呈する様や、無い危険を避けようとして追跡者に手がかりを与えてしまうというソーンダイクの認識は、2021/08/06
ホームズ
8
久々にソーンダイク博士(笑)相変わらず派手さがないですが物語を楽しめるのでいいかな(笑)殺害され池に沈められた被害者と病気で死んだ2人の男の関係が面白かった(笑)完全に内容を忘れていたので楽しめました(笑)2010/11/30
ホームズ
4
墓場の森で見つかった被害者。被害者のそばで見つかった幻の金貨。蝋でできたマスクの秘密(笑)色んな話が繋がっていく過程が良かった(笑)ポルトンも今回は活躍できていたし(笑)ジャーヴィスが出番がなかったのは残念かな。2008/03/08
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