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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あら
9
バーナバス書房は、カリスマ経営者の死後、五人の甥(従兄弟同士)が経営を継いだ。現社長、20年前に失踪した元重役、その弟の編集顧問、現在失踪中の取締役、最年少の取締役という構成で、物語は失踪した取締役の遺体発見から始まる。 威圧的な社長像は当時の時代性も感じさせ、従兄弟や家族、部下たちが個性を抑えて生きる様子も丁寧に描かれていて興味深い。 抑圧された裏側には物凄い自我があった。最後は勧善懲悪で封建的な世界が打破され、読後感がすっきりして心地よかった。古さも感じるが痛快な結末で満足した。2026/02/18
ヨッシー
7
うーん……何でしょう、この中途半端な感じは。決して悪い作品ではありません。読んでいて感じが良いというか。ただ、消失トリックに期待をかけてもアレだし、犯人が分かる過程も唐突かつ適当でアレだし、登場人物はちょっと単純というか、何か妙に嫌な人が多くてやっぱりアレだし、というわけで、ん、どこがいいんだろう(笑)やはり後半の後味の美しさでしょうかねぇ。これがこの本の感想の全てを決めていると言っても過言ではありません。前半中盤の素人探偵小説臭さはお好みで。終盤を読んで、どことなく『月長石』を思い出した方も多いのでは?2011/12/04
紅はこべ
6
本作ではキャンピオン探偵、あまり冴えず。事件関係者に特別の思い入れがある場合、彼の頭脳は鈍るのか?真犯人への制裁も別の人間に出し抜かれてしまったし。本筋の殺人事件よりも、冒頭に紹介された失踪事件の方が、謎としては魅力的でした。2008/04/23
nightowl
3
出版社に起きた事件を通して軽快に世襲制へ一石を投じる。人間味溢れるキャラクターを描くのが引き続き上手い。スキャンダルの渦中にいながら危険な発言をしてしまう心理、章題通り『呪われた者』のクズっぷり等演技する人物が見える程の書きっぷり。性善説と因果応報が根底にあるので後味も爽やか。とはいえ193頁下段の"あるのだところがモンタギュー・ブロウチの人間は分析不可能だった"のくだりは脱字があるとしか思えない。もっと瑞々しい新訳で読みたくなる。2025/10/07
kanamori
1
☆☆☆2013/09/27
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