出版社内容情報
教科書で習った歴史を捉え直す! ユーラシア大陸からひも解く世界史
4月にスタートする「3か月でマスターする」シリーズのコンセプトは、“憧れのテーマやスキルを3か月で学ぶ!”。第1弾(4~6月)のテーマは、「世界史」。4月号は「オリエント」を主題とし、古代文明、シルクロード、イスラーム世界の誕生と拡大などについて解説する。
「西洋中心主義とは?」「キリスト教の発祥はヨーロッパ?」「文明誕生の条件は、大河だけではない?」など、私たちが学校教育のなかで身につけた歴史認識に一石を投じる世界史講座。
第1回 古代文明のはじまり カギは“遊牧”
第2回 ローマもオリエント?
第3回 世界宗教 誕生の条件
第4回 イスラム拡大の秘密
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まえぞう
25
NHK教育TVで面白そうなシリーズが始まってました。3か月12回で第1弾は世界史です。実は最初は気づかずにいて、最後の2、3回しか見られませんでした。岡本先生がナビゲーターなので再放送を待っていましたが、来月から始まるようなので、テキストを読み直しています。なお、シリーズ第2弾は数学で、9月までの予定で放映されています。2024/08/30
aisu
15
表紙にオリエントとあるように、オリエント中心視点の世界史…の始まり。まあまあ面白かったけど(なんかカラフルだし)1冊80p×3ヶ月で世界史が語り尽くせる訳はなくて、昔習ったのをまとめてみたらこんな感じ…ぐらい。イスラム教にも力が入ってるかな。2024/06/08
YT
13
録画を視聴後に読了。 ヨーロッパを中心に据えるのではなく、ユーラシア大陸の農耕・遊牧民達の生活からはじまり、世界史の基礎を抑えていく試み。 世界史に詳しいわけではないけど、オリエントを中心に据えて見る世界史観は新鮮で楽しい。こういう多角的な視点でもっと世界史は語られてほしいな〜とと思う。ので、岡田先生の本も読んでみたいな〜。 3ヶ月で重要なポイントを抑えきれるのか...??そこも楽しみ!2024/05/26
RX93
9
【遊牧民と農耕民の交流を軸に古代文明を見る】▼「気候に対処できる技術が誕生していない古代では、気候こそが生活を左右する。気候の違いが文化・文明の違いに直結し、ひいては人々の価値観や道徳観の違いにまで影響を及ぼす」▼ユーラシア大陸、乾燥地帯と山脈で4区画に区切られる(文明の生態史観)。シルクロードは、北の遊牧地域と、南の農耕地域の境界線を抜けていく→遊牧と農耕の交易の場▼交易があってこそ古代文明が発展。交易では取引の記録や計算が必要となり、言語/文字も発達2024/06/29
としくん
8
義理の従兄弟である岡本隆司教授がナビゲーターを務めています。 アジアから見た世界史は視点が違って面白いです。 学校の授業がこんなんやったらもう少し賢くなったやろうなぁ?2024/05/25