出版社内容情報
今回のテーマは「異国文化」。居場所を定めないデラシネ人生を送るなかで見聞きした、さまざまな土地の景観や音楽が、自分の人生を彩り豊かなものにしたと語る五木さん。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第8弾!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
167
NHKラジオ深夜便「五木寛之のラジオ千夜一話」での対話。フランス、スペイン、ポルトガル、イタリア、ギリシャ、北欧、南米の文化·歴史·エピソードを語ります。ポルトガル·ブラジルのサウダーデ、フィンランドのスオミなど、各国の底流にあるものを理解しているのは流石です。2025/03/20
Yoshihiro Yamamoto
2
C 世界中を旅した著者(五木寛之)が、NHKラジオで語ったそれぞれの国や都市の印象をまとめたもの。各国の特徴が一言で表されていて、「なるほどねー!」と感心した。短い時間の番組だったのだろうが、本にする際に加筆して、もっと突っ込んだことを書いてくれたら、さらに楽しめただろうと思うと、ちょっと残念。2024/06/22
nyatch
1
ラジオ番組の再構成、会話形式で読みやすかった。歴史的な出来事も個人の体験として聞くと解像度が上がる。自分としては、ポルトガル、ギリシャ、チリという国、北欧三か国の違い(似通っているとばかり思っていた)の話はあまり聞く機会もなく興味深いと感じた。2024/07/10
Takahide✈Yokohama
0
最後の6章、南米の一括りでチリ、ブラジル、アルゼンチンを纏めてしまうのはもったいなさすぎる。あとアジアや中近東、アフリカの話も聞きたかった(「はじめに」はインドなのに)。2024/12/26
takaku y
0
図書館で8月の特集で旅関連の本がフォーカスされて並べられてて手に取った。コロナ禍は開けたが、小さな子がいたり仕事があったりでなかなか遠方に行けない今、行ったことのある国、行ったことの無い国に、五木さんの目を通して、触れられた気がする。 塩野七生さんとの対談エッセイも読んでみたい。2024/08/23