感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
80
学ぶのは生きることと密接につながっている。学ぶことで向上感があればさらに学ぶこととなる。驚きや感動があればなお一層よい。大事なのは学ぶ姿勢を持って、実践すること。基本の型はおよそ2万回繰り返されることで技として身につくと言われている。宮本武蔵「吟味・工夫・鍛錬」、デカルト4つの法則「実践・修練・習慣づけ・技を身につける」。そして身につけた後、誰かに伝えて、それは受け継がれていくのだ。自分は「壮にして学べば、即ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。」佐藤一斎の言葉に従って生きよう。学ぼう。2020/07/01
タナカ電子出版
37
学ぶ✨それは丸暗記から徐々に何かを関連付けて記憶する(わざ)を伝授して行くことが学びの近道となる… /フロー状態に入る3つ①目標が明確②フィールドバックがある③スキルとチャレンジのバランスが良い /ニーチェの学びの段階①駱駝 重荷の時期②獅子 自由な時期③小児 誕生の時期 /宮本武蔵の修練①吟味②工夫③鍛練 /デカルト思考規則①明証②分析③統合④枚挙…とても読みやすいので学生さんや学びの基礎に立ち返って読んでみて☺️2020/04/14
おせきはん
27
学ぶこと、本を読むことの楽しさに改めて気づきました。繰り返し紹介されていた宮本武蔵の『五輪書』とデカルトの『方法序説』は、齋藤先生とは違ったところが気になっていました。自分なりの新たな気づきを求めて、少し時間をおいて再読します。2021/07/06
MINA
17
ふと、よく“だから何なんだろう、なんだって無意味なのに”という虚無感に取り憑かれる時がある。でも、「見返りを一切考えることなく“学び”そのものに喜びを感じる。学ぶ喜びを手にしたものは、魂が一生錆びない方法を手にしたと言える」とありなるほど、と。“学び”の世界が広がることにより好きなこと面白いことがたくさん見つかり…「この世は生きている価値があると思えるようになります。そうです、この世は楽しみに溢れている」か。そういうことなら学ぶって悪くないな。『かもめのジョナサン』読んでみなくては。2020/08/30
m-ide
13
何か勉強したいなーと常々思っていますが、なかなか集中できず、中途半端になってしまっているところで、この本を見つけ何となく気になり購入。齋藤先生の学びの急所がギュッと詰まっていてやる気が出てきました。宮本武蔵の「吟味、工夫、鍛錬」。染みます。勉強したいなーと思いつつ、なかなかはかどらない方には特にオススメです。2021/02/06