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産巣日(むすび)の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔亀
42
ハードルが高いと思い込んでいた「戦争と平和」は確かに、導入部がわけわからない。いきなり物語の真っただ中から始まるイリアスを真似たという。しかしイリアスと同じように、少し身を任せれば、あとはこの物語の中に巻き込まれていく。だから本書最初の人物相関図と舞台背景をさらっと読んだ後は放置し、「戦争と平和」読了後に、思い出に浸るような感じて読んだ。その意味ではよくできている。過不足なくストーリーを復習できたし、私の目を引いた「アウステルリッツの空」「ブナの木」「地球儀」もクローズアップされている。しかし、これは↓2016/02/14
ももたろう
26
川端香男里先生によって、物語の要点が端的にまとめられていた。原作を読んだ後に、特に印象的だった「アウステルリッツの高い空」と「ピエールの夢に現れた地球儀」の場面は、何とも敬虔な気持ちになれる描写だったと改めて感じた。2016/05/22
giraffer SACHIヽ(*^^*)ノ少しずつですが毎日読んでます!
23
【期間限定】トルストイ『戦争と平和』を楽しもう!コミュニティで『戦争と平和』を読むための下準備に。時代背景、物語の流れ、作者についてなどザッとつかめた。とっかかりやすくなった、と思う。さて、岩波文庫で、6巻分、(他の本も読みながらで)期間内に読み終えれるだろうか⁉︎(o^^o) オーディブルで『War and Peace』も聴き始めた(^∇^)2016/06/17
fseigojp
21
NHKドラマ化を祝す DVDもよろしく あー 原典読破はいつの日か。。。。2016/09/28
GELC
14
原著に挑む前の手引として購入。ロシアの小説を読むときいつも最初は人名をおぼえきれないので、人物相関図がありがたい。トルストイ本人についてもあまり知識が無く、補完してもらえて助かる。今は、カラマーゾフに取り組んだときのような、至高の物語を味わえるという期待と、山登りにも例えられる苦難に挑む前の不安が入り混じった気分だ。本書に抜粋された文章は全体のごく一部だと思うが、それでも、人物の心情、取り巻く自然の描写の力強さが感じられて、読み進めるのが楽しみだ。2024/05/02