NHKブックス
女の老い・男の老い―性差医学の視点から探る

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140911778
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C1347

内容説明

ヒトだけが迎える特別な時間「老年期」。その姿は、女性と男性で大きく異なっていた。私たちの悩や心臓、骨、筋肉はどのように保たれ、認知症や心筋梗塞、骨折などにはどのような性差があるのか。その謎を明らかにするため、エストロジェンなど性ステロイドホルモンに注目。日本の性差医学の第一人者が、進化史的な視点もふまえ、長寿遺伝子など最新の研究成果をふんだんに盛り込みながら、ヒトという生物の老いの姿に迫る。

目次

序章 老いを知る
第1章 女の更年期・男の更年期
第2章 脳の老化に性差はあるか
第3章 血管と骨の老化
第4章 性ステロイドホルモンの知識
終章 長寿遺伝子と性ステロイドホルモン

著者等紹介

田中冨久子[タナカフクコ]
横浜市立大学名誉教授、更年期女性外来/生活習慣病外来「田中クリニック横浜公園」院長。医学博士。横浜市立大学医学部卒業、同大学医学部教授、医学部長を歴任。専門は生殖生理学、神経内分泌学、脳科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izumone

0
内分泌系の系統発生まで解説がある。「ホルモン」と「老化」の本。2012/05/08

最終バック九番手

0
途中の退屈な部分を我慢して読み進めると性ステロイドホルモンの急激な減少と更年期の諸症状の関連がとてもよく理解できる…テストステロン補充の効果と副作用についても触れられているのでドーピングがなぜ禁止されているのかについても分かったような気がした…参考文献:あり…第1刷発行:2011年4月30日…本体1000円2011/07/26

あまがえる

0
老いに対する男女の性差を説く本。線虫、ナメクジウオ、ショウジョウバエ、サル・・色々な生き物が出てくる。そこまで詳しく解説しなくても!・・の本。後生殖期を迎える前に読んでおいて良かった!ある程度の心構えが出来る。2011/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3151934
  • ご注意事項