NHKブックス<br> 英文法の論理

NHKブックス
英文法の論理

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140910887
  • NDC分類 835
  • Cコード C1382

内容説明

コミュニケーション重視の英語教育が持て囃され、感覚で学ぶ英文法書が巷に溢れている。しかし、英語というロジカルな言語を習得するには、言語や思考力の基礎となる文法の理解こそ早道だ。語彙の原理をタテ軸に、統語の原理をヨコ軸にして、単語の成り立ちや連語関係、5文型や構文の分析など、汎用性の高い「型」を体系的かつ論理的に解説。さらに、文法の知識を応用したテクスト解釈法を示し、真に高度な英語を操るための基礎力を養う。

目次

1 文法編(イントロダクション―選び方と並べ方;単語の成り立ち―語彙力増強法;言葉の相性―連語関係と品詞をマスターする;基本5文型―文の構造を知る(1)
節・句の働き―文の修飾関係を見抜く ほか)
2 読解編(イントロダクション―文法の論理をテクスト理解に広げる;電子メール―新時代の文体に親しむ;新聞記事―「地球温暖化」の報道文を読みこなす;随筆―『菊と刀』の主題を掴む;物語文―『赤毛のアン』の心理表現を味わう ほか)

著者等紹介

斎藤兆史[サイトウヨシフミ]
1958年、栃木県生まれ。東京大学文学部英語・英米文学科卒業。同大学院人文科学研究科英文学専門課程修士課程修了、インディアナ大学英文科修士課程修了。ノッティンガム大学英文科博士課程修了(Ph.D)。東京大学文学部助手、教養学部専任講師を経て、東京大学大学院総合文化研究科准教授。日本英文学会関東支部英語教育・学習研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mj

8
英語に向き合う姿勢、昨今の英語教育の風潮への意見など、共感しました。文法書として特徴的だと思います。2021/09/09

shishi

4
[B+]コンパクトな文法書。前半の文法理解のコツについては「縦軸」と「横軸」という言葉を用いた発想が新鮮。後半の読解編は、分かりずらい箇所、知らなかった慣用句などは参考になるものの、丁寧な解説のため、理解している箇所は読むのが面倒くさかった。著者の立場は、文法の勉強は語学上達の基礎であり、近年の音声に偏重しすぎな英語学習法について否定的であった。2013/08/20

サアベドラ

2
言いたいことはわかるが、容量不足。よく言えばすっきりまとまってるけど、だから何だといわれればそれまで。2010/07/08

Risa Shimowada

1
文法書読んだ方が良かった。この人の日本語がとにかく分かりにくく、書かれている内容を理解している人は理解出来るだろうし、理解してない人は何も理解出来ないだろう。図解で下線とスラッシュで説明すれば一発で分かるのに、文章だけなので冗長で無駄に分かりにくくなってた。重文、複文の考え方は必要性を感じなかった。もっと、言いたいポイントを中心に文を組み立てるアプローチの方が、理解しやすいし自分で作文する時にも使えるのに。また文法解析以前に単語力が無いとどうにもならないと改めて思った。大学で生徒に売りつけるための本ぽい2016/11/14

ななえもん

1
論文の読み方の参考にしたいと思って読んだ。論理を追えば、未知の単語でも推測できる。筆者の主張の捉え方と、そのデータの提示と言った、論文のパターンを教わった。2012/11/29

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