NHKブックス
高松塚古墳は守れるか―保存科学の挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140910825
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C1370

内容説明

国宝壁画の劣化が発覚してから三年。石室解体が決まり、二〇〇七年四月に予定されている高松塚古墳。解体は必要なのか、壁画はなぜ劣化したのか。そして劣化は人災なのか。保存料学の最新知見や国内外の壁画保存の調査を踏まえ、関係者への個別取材、修理日誌の読み返しなどから検証する。劣化問題を追い続けてきたジャーナリストが、学者や当事者には書けない高松塚古墳壁画劣化の真相を明かす。

目次

序章 高松塚古墳壁画の発見
第1章 高松塚古墳壁画の保存対策
第2章 高松塚古墳壁画の劣化
第3章 海外の壁画保存
第4章 日本の壁画保存
第5章 カビとの闘い
第6章 “解体修理”
終章 壁画の保存と公開

著者等紹介

毛利和雄[モウリカズオ]
1948年生まれ。早稲田大学第一政治経済学卒業。NHK入局後、奈良・大阪局などを経て、現在、NHK解説委員。文化財報道に長年携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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