出版社内容情報
わかり合えない他者を、敵にしないために。
分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書!
【目次】
内容説明
わかりあえない他者を、敵にしないために。〈正しさ〉で殴りあう世の中で、「会話」の可能性を問いなおす。
目次
1 バラバラな私たちを理解する(私たちは「ことばづかい」でつくられる―「偶然性」とはなにか;黙らせることをめざさない―「アイロニー」と公私の分離)
2 バラバラな世界を直視する(ことばによる「非‐人間化」に抗う―なにが紐帯の基盤になるのか;「われわれ」は拡張できる―「連帯」とはなにか)
3 バラバラなまま共に生きる(分極化した時代をどう生きるか―ローティの「予言」から考える;〈正しさ〉を乗りこなす―「リベラル」を描きなおすために)
著者等紹介
朱喜哲[チュヒチョル]
1985年、大阪生まれ。大阪大学招へい准教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。また研究活動と並行して、企業においてさまざまな行動データを活用したビジネス開発に従事し、ビジネスと哲学・倫理学・社会科学分野の架橋や共同研究の推進にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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