NHK出版新書<br> 日本ポップス史 1966-2023―あの音楽家の何がすごかったのか

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NHK出版新書
日本ポップス史 1966-2023―あの音楽家の何がすごかったのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784140887523
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0273

出版社内容情報

吉田拓郎からVaundyまで。時代の「てっぺん」を取った音楽家をつなぐ通史!

「あの音楽家がいちばんすごかった時代」と「あの時代にいちばんすごかった音楽家」、両者の視点から生まれた無二のポップス史。
レジェンド音楽家が何を成し遂げたのか、そして誰に何を継いだのか――日本の大衆音楽史に一本の進化論軸を通す。
本書は日本のロック、フォーク、ニューミュージック……「日本ポップス史」の全体像を知りたいと思ったときにまずは手に取るべき設計図、見取り図となるだろう。
「作品性」だけに傾倒するのではなく、「時代性」、ひいては「大衆性(≒セールス)」までをしっかりと捕捉したスージー鈴木流の「通史」がここに誕生。


【目次】

内容説明

「あの音楽家がいちばんすごかった時代」と「あの時代にいちばんすごかった音楽家」、両者をかけ合わせた視点から生まれた無二のポップス史。レジェンド音楽家が何を成し遂げたのか、誰に何を継承したのか―日本の大衆音楽が辿った進化の道筋をひも解く。「時代性」、ひいては「大衆性(≒セールス)」までを捕捉したスージー鈴木流の「通史」がここに誕生。名考察が「あの時の衝撃」を呼び覚ます。

目次

序章 1972(1972年の吉田拓郎)
第1章 1966‐1979(1966年のかまやつひろし;1968年の加藤和彦;1970年の細野晴臣;1972年の財津和夫;1972年の矢沢永吉とジョニー大倉;1973年の井上陽水;1974年の荒井由実;1977年の中島みゆき;1978年の桑田佳祐;1979年のミッキー吉野;1979年の小田和正と鈴木康博)
第2章 1980‐1994(1980年の佐野元春;1980年の忌野清志郎;1981年の大滝詠一;1982年の山下達郎;1986年の浜田省吾;1986年の氷室京介と布袋寅泰;1987年の甲本ヒロトと真島昌利;1989年の岡村靖幸;1990年の奥田民生;1993年の小室哲哉;1994年の小沢健二)
第3章 2016‐2023(2016年の宇多田ヒカル;2018年の米津玄師;2023年のVaundy)

著者等紹介

スージー鈴木[スージースズキ]
1966年、大阪府東大阪市生まれ。音楽評論家、ラジオDJ、作家。早稲田大学政治経済学部卒業。昭和歌謡から最新ヒット曲まで、邦楽を中心に幅広い領域で音楽性と時代性を考察する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Sam

49
「80年代音楽解体新書」等で気になっていた著者。今回は大上段に構えたタイトルの一冊で、「1966年のかまやつひろし」から「2023年のVaundy」までの日本のポップス史を縦軸(その音楽家がいちばんすごかった時代)と横軸(その時代の中でいちばんすごかった音楽家)を組み合わせることによって描こうという試み。そもそも途中の約20年間が欠落してる時点で「ポップス史」としては完成してないと思うが内容的には十分面白い。個人的な思い入れが強いものの同世代としては頷くところも多かったし楽理的な評価もとても参考になった。2025/11/17

五月雨みどり

7
タイトルは鵜呑みにできまへん。この年が抜けていまふ。1967、1969、1971、1975、1976、1983~1985、1988、1991、1992、1995~2015、2017、2019~2022。ま、確かに平成以降は、著者と同世代の自分もあんまり強い興味は惹かれないから問題ないかな。各年で凄かったポップスター一人を選んで解説していまふ。読み応えありも資料の域を出ないかなー、文献としては使える。2025/11/18

sohmah147

3
帯にある「吉田拓郎からVaundyまで」というのが自分自身にとってもドンピシャ。作者は「ザ・カセットテープミュージック」のスージー鈴木さんで、実は私と同い年だった。どうりで時代背景や、自身の年齢とからめた話がピッタリ合うわけだ。2025/11/19

おっぽう

1
BS12で放映されていた「ザ・カセットテープミュージック」でスージー鈴木氏を知って以来、ほぼ著作は読ませていただきました。 ただ、漠然と音楽を聴いていたのを、理論的に解説してくれて、感謝の気持ちです。 「ザ・カセットテープミュージック」また、やって欲しいなぁ2025/11/21

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