出版社内容情報
「頑張れ!」「やる気出せ」では人は動かない──三笘薫、河村勇輝らを育てたコーチを徹底取材!
指示がなくとも自ら動き、成長し続ける力はどうすれば育めるのか。ヒントは「叱る指導」からの転換が急がれるスポーツ育成の最前線にあった。スポーツと教育に精通したジャーナリストが、三笘薫、河村勇輝、北口榛花ら若くして世界で活躍するアスリートを育てたコーチ18人の人材育成術を徹底取材!
ドラフト選手を次々輩出する無名校の「環境整備」の秘訣、五輪金メダルを生んだ「問いかけ」の心理的効用。「消えた天才」を生まないためのスポーツ現場の取り組みには、子育てからビジネスまであらゆる指導に応用できる目からうろこのスキルが詰まっていた。
第1章 雪国の無名校はなぜドラフトに一学年6人も送り出せたのか
──「やる気が出る」環境をつくる
推薦ゼロで躍進遂げた大学野球の異能/日本代表を送り出す高校バスケ界の雄 など
第2章 控え選手だった三笘薫はなぜ焦燥につぶされなかったのか
──「対等な関係性」が人を伸ばす
Jクラブが割拠する激戦区を制した街クラブ/北口榛花の才能をつぶさなかったコーチ/球児に「監督」と呼ばせない指揮官 など
第3章 不安に怯えていた柔道選手はなぜ五輪を連覇できたのか
──「傾聴と問いかけるスキル」が成果を生む
ジーコに見出された男の哲学/錦織圭を育てたコーチの思考力 など
第4章 河村勇輝はなぜミニバスからNBAまで成長し続けるのか
──「好きのマインド」が伸びしろへ
筒香嘉智、森友哉を育てた中学生クラブの挑戦/少年野球の頂点で知った後悔と希望 など
第5章 6万人を教えた「少年サッカーの神様」はいかにスポーツを変えたか
──「主体性の支援」こそ本当の厳しさ
「怒らないミニバス大会」の主催者/ハンドボールに初の女性強化本部長誕生/生徒に謝罪会見した高校バレーの監督 など
【目次】
第1章 雪国の無名校はなぜドラフトに一学年6人も送り出せたのか
──「やる気が出る」環境をつくる
第2章 控え選手だった三笘薫はなぜ焦燥につぶされなかったのか
──「対等な関係性」が人を伸ばす
第3章 不安に怯えていた柔道選手はなぜ五輪を連覇できたのか
──「傾聴と問いかけるスキル」が成果を生む
第4章 河村勇輝はなぜミニバスからNBAまで成長し続けるのか
──「好きのマインド」が伸びしろへ
第5章 6万人を教えた「少年サッカーの神様」はいかにスポーツを変えたか
──「主体性の支援」こそ本当の厳しさ
内容説明
指示がなくとも自ら動き、成長し続ける力はどうすれば育めるのか。ヒントは「叱る指導」からの転換が急がれるスポーツ育成の最前線にあった。スポーツと教育に精通したジャーナリストが三笘薫、河村勇輝、北口榛花ら若くして世界で活躍するアスリートを育てた、コーチ18人の人材育成術に迫る!
目次
まえがき 「消えた天才」は「消された天才」
第1章 雪国の無名校はなぜドラフトに一学年6人も送り出せたのか―「やる気が出る」環境をつくる
第2章 控え選手だった三笘薫はなぜ焦燥につぶされなかったのか―「対等な関係性」が人を伸ばす
第3章 不安に怯えていた柔道選手はなぜ五輪を連覇できたのか―「傾聴と問いかけるスキル」が成果を生む
第4章 河村勇輝はなぜミニバスからNBAまで成長し続けるのか―「好きのマインド」が伸びしろへ
第5章 6万人を教えた「少年サッカーの神様」はいかにスポーツを変えたか―「主体性の支援」こそ本当の厳しさ
あとがき 指導を転換したコーチは子どもと社会を変える
著者等紹介
島沢優子[シマザワユウコ]
スポーツジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学などを経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。スポーツと教育の現場を長く取材する。スポーツ育成アドバイザーとしてサッカークラブおよび保護者、指導者からの相談を受け、講演活動も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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