出版社内容情報
20世紀の芸術運動のあらゆる前衛を突破したピカソの方法の実験。新しい芸術作用を24の詩の原理として捉えた異色のピカソ論。
内容説明
1900年10月、パリ。1人の男がキュビズムへの道を走り出す。20世紀の芸術運動のあらゆる前衛を突破した方法の実験は、絵画の革命へといかに結集されていったか。形、物質、時空を極める詩人=彫刻家の眼が、意識の運動を引き起こす新しい芸術作用を24の詩の原理として捉える。詩と散文で綴られた異色のピカソ論。
目次
1 芸術の革命(セザンヌの謎;運命のバトンタッチ;解体、そして解体 ほか)
2 詩的原理の実践(新しい詩法;視覚の歩行;現実への愛の隠喩―文字との遭遇 ほか)
3 創造の自由(詩的所有の欲望と原理;怪奇なイメージ群;ゲルニカ・瞬間の死 ほか)
感想・レビュー
-
- 和書
- 数学といっしょに学ぶ力学