出版社内容情報
組織に頼らず、いつまでも働く!そのために何を変えるか?
決してバラ色ではない「人生100年時代」。健康で長生きできるのはいいけれど、何より心配なのが、老後資金の問題だ。崩壊必至の年金制度。定年を延長しても、給料は下がるだけ。いったいどうすればよいのか? 誰にも頼れない時代に老後の暮らしを守る唯一の方法を、日本経済論の第一人者が提言する。
安易な楽観論に流されることなく、日本経済の真実の姿を明らかにし、社会に警鐘を鳴らし続けてきた著者。今回は老後資金不足問題を取り上げ、「人生100年時代」の残酷な真実を浮き彫りにします。人口減少時代に、日本社会はどのように制度を変えていかなければならないのか? そして、誰にも頼れない時代に、私たちはどうやって自分や家族を守ればよいのか? そろそろ本気で人生設計が気になり出した方、必読の一冊です。[編集部]
内容説明
健康で長生きできるのは、良いことばかりでもない。何より心配なのが、老後生活資金の不足だ。年金財政は破綻必至。定年延長にも期待できない。唯一の解決策は、自立して働き続けることだ。高齢になっても職を得るには、どうすればよいか?社会制度は何を変える必要があるか?誰にも頼れない時代に老後の暮らしを守る方法を提言する。
目次
第1章 老後資金2000万円問題の波紋
第2章 年金70歳支給開始だと3000万円必要
第3章 労働力減少を救うのは高齢者
第4章 高齢者が働ける社会制度を
第5章 高齢者はどう働けばよいか
第6章 高まるフリーランサーの可能性
第7章 私自身の経験を振り返って思うこと
著者等紹介
野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学ファイナンス研究科教授などを経て、2017年9月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。主著に『情報の経済理論』(日経経済図書文化賞)、『1940年体制』、『財政危機の構造』(サントリー学芸賞、以上東洋経済新報社)、『バブルの経済学』(吉野作造賞、日本経済新聞社)、『ブロックチェーン革命』(大川出版賞、日本経済新聞出版社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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