内容説明
だれでも家族一人ひとりの夢やこだわりが隅々にまで息づく理想的な家づくりをしたいもの。絶対に後悔しないで、納得、満足のいく家を建てるためには、どうすればよいのだろうか。長年、消費者の側に立って、夢の家づくりを手伝ってきたコンサルタントが、豊富な具体的事例に則して、そのノウハウを平易に紹介。あなただけのマイホームづくりに欠かせない一冊。
目次
基礎編―家づくりを始める前に(こんな家に住みたい;まずは自己分析から始めよう;これが家づくりの鉄則だ)
応用編―家づくりに成功するために(上手な土地購入法;失敗しない資金計画の立て方;家の構造・工法を知ろう;業者選定のチェックポイント)
実践編―さあ、夢を建てよう(家づくりの賢者から学ぼう)
著者等紹介
小野信一[オノシンイチ]
住宅コンサルタント。1963年福島県会津生まれ。成城大学文芸学部卒業。不動産会社、大手ハウスメーカーを経て、2000年に施主本位のコンサルタント会社を設立。一般消費者の住まいの相談業務を行ないながら、工務店のコンサルタントや朝日新聞社後援「匠の会」の営業研修も実施。現在ネクスト・アイズ(株)代表取締役。「欠陥住宅を造らない会」「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。日本FP協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
A Y
6
東京とか都会に建てる場合の情報が多かったように思う。間取りよりどういう暮らしをしたいかを考える。他の本にも書いてあった。参考になったのは工務店の種類と選び方。2019/07/23
ふくみみ
5
知識のない分野はとにかく薄くて持ち運びやすい本でインプットを増やすポリシーなので読んでみました。やっぱりなかなか頭に入ってこないけど、工務店、ハウスメーカー、建築家の長所短所はなるほどなーと。最後の事例のケーススタディ読んだら住宅コンサルタントに頼るのが一番楽そうだなぁと感じて、やはり自分は単純だなと思いました。2013/02/03
Naota_t
4
もちろん技術的な知識はあったに越したことはないけれども、そんなのはプロにはいくら勉強しても及ばないのは承知の上だ。 そこで、本書は技術論もそこそこに家を建てるにあたっての「自己分析」や「ライフプラン」「資金計画」「業者選択」のコツを伝授する。 特に、業者タイプの選択や営業マンの善し悪しは重要だと痛感した。 家作りはマジで奥が深いし、本書はすごく勉強になったし楽しかった。 書き方も平易で、家作り知識ゼロの自分でも頗る分かりやすい。良書。 (さすがは日本放送出版協会の生活人新書、中々ハズレがありません) 2014/09/06
ごへいもち
4
これから家を建てるのではないので全部読んだわけではないが読んだら損をしない本だと思った。確かに家を建てるというのは大仕事なのに相談に乗ってもらえる専門的知識のある中立的な人がいたらラッキーだと思った。2009/09/14
かしわもち
1
憧れのマイホーム購入を実現するための指南書、という感じ。筆者自身が元々ハウスメーカー出身のようでプロの視点から工務店・ハウスメーカー・設計事務所のメリット&デメリットが分かりやすく解説されている。それぞれ特色が異なるので、資金や拘りに準じた施工業者選定が重要となる。自分は戸建住宅の購入ではなく、分譲マンション、しかも中古分譲マンションの購入を検討しているので、対象外となるパートも多かったが、人生の三大出費(住宅・教育・老後)のひとつである住宅購入が人生の大きなターニングポイントになることがよく理解できた。2019/09/06