生活人新書
禅の心で家庭料理

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140881002
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C0215

内容説明

禅宗では料理担当重役を「典座」と称する。道元禅師はその著『典座教訓』で、料理すること自体が修行であると自身の経験などをもとに繰り返し説いた。永平寺に学び、現在は檀家たちと定期的に会を催しながら日々台所に立つ住職が、家庭でできる四季折々五〇品の料理を紹介しつつ、禅の心をやさしく語り下ろす。

目次

一月(精進お煮しめ;若松飾り盛り(ほうれん草ののり巻き) ほか)
二月(ふろふき大根;小松菜と油揚げの煮浸し ほか)
三月(菜の花と豆腐のからし味噌和え;ふきのとう味噌 ほか)
四月(若竹煮;春の巻き寿司 ほか)
五月(新じゃがいもの煮ころがし;白和え ほか)
六月(伽羅ぶき;ひじきの炒め煮 ほか)
七月(なすの揚げ煮;冷やしそうめん ほか)
八月(もずくの三杯酢;なすとピーマンの油味噌和え ほか)
九月(かぼちゃの甘煮あんかけ添え;精進コロッケ ほか)
十月(栗ごはん;ごぼうの信田巻き ほか)
十一月(菊としいたけのからし和え柚子風味;精進カレー ほか)
十二月(羅漢酢和え;けんちん汁 ほか)

著者等紹介

桜井孝順[サクライコウジュン]
静岡県天竜市・東谷山栄林寺住職。1946年静岡県生まれ。69年より大本山永平寺に修行。2000年権大教師。97年11月より永平寺・高祖道元禅師七五〇回大遠忌文化事業部長。地域に密着し、禅の立場から日本人の食に警鐘を鳴らす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちも

5
野菜の旬を頂くという事で、1月から各月4品づつ計48のレシピが載っています。素朴ではったりがなく、内容がある。そんな珠玉のレシピの数々にグッときます。レシピのあいまあいまにコラムが書かれていて料理や食材についての考えや心構えが書かれています。最も難解と言われる仏教書「正法眼蔵」の著者、道元の「典座教訓」を下敷きに説いてるので理詰めで説教臭いです。食事は快楽で個人的で思想が閉じがちだと思います。見直したり、考え方を変えたりということがなされにくいので、温故知新してみるのも良いと思います。2015/12/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2156671
  • ご注意事項

最近チェックした商品