生活人新書
マンガで読む「涙」の構造

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784140880975
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0295

内容説明

「ジャングル大帝」「河童の三平」「ガラスの仮面」「いちご物語」「ぼくんち」「遙かなる甲子園」…誰もが泣かされた定番名作から忘れ去られた小品まで、選りすぐりの「泣けるマンガ」を紹介。大衆が求めた不幸のドラマや感動の物語を通して、娯楽として消費されてきた「悲しみ」の意味を問う、異色のマンガ論。

目次

序章 悲しみという名の娯楽
第1章 手塚マンガ悲劇の構造
第2章 悲しく不幸せな少女ドラマ
第3章 ヒーローの死
第4章 様々な「死」の局面
第5章 貧乏と障害を越えて
第6章 愛と悲しみとロマンス
第7章 人と人の出会うところ
終章 人は何故悲しみと涙を求めるのか
巻末付録 とっておきの「泣けるマンガ」百選

著者等紹介

米沢嘉博[ヨネザワヨシヒロ]
マンガ評論家。1953年熊本県生まれ。雑誌編集などを経て、マンガを中心とした大衆文化の評論を展開する。コミックマーケット代表、日本マンガ学会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いなお

0
「11月のギムナジウム」とその発展系の「トーマの心臓」に、訂正を入れる人はいなかったのだろうか。全体的にちょっと主観的すぎないかなと思いました。2011/06/20

だいこ

0
共感性・・・人は涙や悲しみの中に「人間性」を見る。人間的な感情である「共感性」に日本人は涙をこらえることを美徳としてきたので、人の不幸への共感には肯定的なところがある。2009/02/23

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