内容説明
妻帯等、戒律を軽視し、葬式従事を僧侶の主要な役割と考える日本の仏教。かつて、庶民の救済者であり教育者、芸術家であった僧侶はいつから変節を遂げたのか。本書は、各時代に生きた代表的な「お坊さん」を検証、現代の日本の仏教をもう一度見直すための手がかりを提示する。
目次
第1章 日本仏教の特徴
第2章 古代仏教の担い手たち―官僧
第3章 鎌倉新仏教の担い手―遁世僧
第4章 室町時代の仏教
第5章 近世の仏教者たち―江戸幕府の「官僧」
第6章 近代と日本仏教
著者等紹介
松尾剛次[マツオケンジ]
1954年、長崎県生まれ。東京大学文学部、同大学大学院博士課程を経て、現在、山形大学教授。文学博士。専門は日本中世史、宗教社会学
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