内容説明
ひとつの方程式が時代を変えた!そもそもデリバティブとはどういうもので、なぜ生まれたのか。ポートフォリオ理論やリスク管理モデルなどを駆使する金融工学の世界はいかに発展していったのか。これらの金融理論を作り上げてきたノーベル賞受賞経済学者たちの波乱万丈の人間ドラマを紹介しながら、現代金融界の全貌を分かりやすく解き明かす「金融工学」入門書。
目次
1 大坂堂島米会所に始まる「第一のマネー革命」
2 金融先物取引の誕生・シカゴ発「第二のマネー革命」
3 リスクを科学するポートフォリオ理論
4 古代ギリシャ哲学者のオプション誕生物語
5 MITに集結した金融工学の気鋭たち
6 科学者とギャンブラーが支えたオプション市場
7 ノーベル経済学賞の受賞と親友の死
8 金融工学の発展を陰で支えた日本人数学者
9 ロシア危機で破綻した「夢のヘッジファンド」
著者等紹介
相田洋[アイダユタカ]
1936年生まれ。早稲田大学法学部卒業。60年NHK入局。ディレクターとして「ある人生」「乗船名簿AR‐29」「石油・知られざる技術帝国」「核戦争後の地球」「自動車」「電子立国 日本の自叙伝」「新・電子立国」「鼓の家」など数多くのドキュメンタリー番組を制作。イタリア賞グランプリ、テレビ大賞、芸術祭大賞、芸術選奨文部大臣賞、日本記者クラブ賞など数多くの大賞を受賞している。2000年、紫綬褒章を受章。慶応義塾大学環境情報学部教授を歴任。現在はドキュメンタリー作家として講演や執筆活動を行なっている
茂田喜郎[シゲタヨシロウ]
1966年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。90年NHK入局。ディレクターとしてNHKスペシャル、ニュース7、クローズアップ現代、などの番組制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りやうくわん
より
強粘結炭
Miyuki Yokoshima
たいへい