内容説明
科学技術は、人類に多くの進歩と恩恵をもたらした。しかし同時に、人間疎外、自然環境の破壊、生命操作の危険性など、地球と人間性の未来を脅かしている。科学技術の進歩と人間性は、調和するだろうか。未来設計の倫理・哲学を提示する。
目次
二十一世紀文化の課題
鉄腕アトムの人間性
印刷術と火薬と羅針盤
「進歩」という観念の進歩
ガリヴァーのタイム・トラベル
印刷からベルト・コンベアへ
『モダン・タイムス』は何を批判したか
ハイデガーの技術論
『苦海浄土』―人間性への問い
環境破壊への警告〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tolucky1962
7
タイトルとＮＨＫということとでブックオフで買ってみました。哲学と科学史を織り交ぜて多岐にわたり書こうと試みていらっしゃるようですが、文章として、ばらけていて主張が理解できませんでした。他の方の書評もみあたりません。2016/06/02
お惣菜パン(Tobe)
0
★★★『自然はマクロコスモス・大きな人間であり、人間はミクロコスモス・小さな自然である。』2020/05/23
