NHK「100分de名著」ブックス<br> メアリ・シェリー フランケンシュタイン―本当の「怪物」は、誰なのか

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NHK「100分de名著」ブックス
メアリ・シェリー フランケンシュタイン―本当の「怪物」は、誰なのか

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  • サイズ 46判/ページ数 152p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140820056
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

200年前のモンスターが、時代を超えてよみがえる

小説『フランケンシュタイン』は、しばしば「最初の本格的SF」として位置づけられる。科学者が「人間に似たもの」を創り出すというストーリーは、ますます現実味を帯び評価が高まっている。クローンやロボット、生成AIなどが近い将来、さらに人類に近づくとき、我々はどの道を選ぶのか? 共生? 対立? 依存? 排除? 時代を先取りした古典的名作を読み解く。Eテレ「100分de名著」テキストに書き下ろしの特別章・ブックガイドなど大幅に加筆をして書籍化。


【目次】

内容説明

『フランケンシュタイン』は、しばしば「最初の本格的SF」として位置づけられる。科学者が「人間に似たもの」を創り出すというストーリーは、昨今ますます現実味を帯び、評価が高まっている。クローンやロボット、生成AIなどが将来、さらに人類に近づくとき、我々は彼らの「命」をどう扱うのか。200年もの間、繰り返し映画や漫画などに翻案され続けてきた名作の魅力に迫る。

目次

第1章 「怪物」の誕生(フランケンシュタインへの誤解;作品を彩る詩情豊かな自然描写;『フランケンシュタイン』の語りの構造;メアリ・シェリーと作品誕生のドラマ;そして「怪物」が生まれた)
第2章 疎外が邪悪を生み出す(雄弁な怪物の語り;怪物の言葉の「異化」効果;希望への最期のあがき;「創造主」への懇願;復讐こそ、光よりも食糧よりも大切だ)
第3章 科学者の「罪」と「罰」(ヴィクター・フランケンシュタインの性格;ヴィクターとウォルトンの呼応関係;どうしてそんなに命をもてあそぶことができるのだ?;SF小説としての『フランケンシュタイン』)
第4章 「怪物」とは何か?(『フランケンシュタイン』の結末;「怪物」とは何者か?;「怪物」を創り出すものの正体;「見る」のではなく「読む」作品として)
ブックス特別章 AI時代のフランケンシュタイン(物語の延長線上にあるAIの存在;創造主と反逆者;SF作品における「怪物」の反乱;人間とロボットとの間に生じるトラブル;AIが怪物化する理由は?;AIとの共生は可能か?)

著者等紹介

廣野由美子[ヒロノユミコ]
1958年生まれ。京都大学文学部(独文学専攻)卒業、神戸大学大学院文化学研究科博士課程(英文学専攻)単位取得退学。学術博士。山口大学教育学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、京都大学国際高等教育院副教育院長、同大学名誉教授。専門分野は、英文学、イギリス小説。1996年、第4回福原賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ののまる

6
実は原作をちゃんと読んだことなくて、読みたい読みたいと思っていたので、先にこちらを。うん、先に読んでよかった。2026/02/11

mirun

0
廣野由美子による『フランケンシュタイン』の解説。全章に渡ってフランケンシュタインを読む上でのポイントや批評のとっかかりについて網羅的に説明されているので、フランケンシュタインを読んでいくなかで何を重視して読むべきかについて学びやすいのではないかと思われる。2026/02/11

いつき 守

0
2015年に「100分de名著」で扱われた内容を増補した上での出版らしい。『フランケンシュタイン』?と思いながら手にとって読んでみると、一般的な怪物的なイメージとはちがう世界が小説の中には広がっているらしい。光文社の新訳のほかに新潮や角川からも最近でているらしいので読んでみることにしよう。筆者がやはり『フランケンシュタイン』を題材に大学でおこなった講義をもとにしたものが中公新書から出ているというのでそれも探してみることにしたい2026/02/03

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