出版社内容情報
極上のディテールを堪能する!
1000件を超える国宝の中から名宝中の名宝を選定して美のディテールに迫る8K番組の出版化。豊富な高精細画像で国宝の精緻な美をていねいし再現し、胸前にひろげるページの中で、受け継がれてきた至宝のディテールを鑑賞する新シリーズ。第1回配本は『法隆寺』と『洛中洛外図?風』(2巻同時刊行)。『法隆寺』は、総数38件を数える国宝指定文化財のうち「五重塔」「金堂」「回廊」や金堂内陣の「釈迦三蔵像」「薬師如来像」、大宝蔵院の「百済観音像」「九面観音像」「伝橘夫人念持仏および厨子」など、創建から1300年を超える歳月の中で守り伝えられてきた聖徳太子の遺産11件に肉薄。細部に込められた祈りの美を堪能する。
内容説明
美のディテールに迫る8K番組の出版化。「五重塔」「金堂」「回廊」など法隆寺の国宝を紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
14
国宝マニアの先輩の私家版写真集に触発され、書籍で少し国宝の旅をしています。第二弾は法隆寺。本写真集は、南大門から背後の山並まで全景を収めたドローンショットやら、五重塔の隅木が一直線に並んでいる(西岡常一が絶賛)構図やら、釈迦三尊像の尊くも神々しいお顔の近影やら、一つ一つの写真が丹念に撮られており何度眺めても飽きません。巻末の片岡先生の解説もグッド。仏教建築は礎石のお陰で長持ちしている事、中国には法隆寺の様に古い建築が残っていない事等初めて知りました。余りの素晴しさに、もう一冊法隆寺関連本を読む事にしました2023/01/24
kaz
2
8K番組での撮影にこだわらずに、単に写真で良いではないかとは思うが、やはり法隆寺は美しい。細部の説明も楽しめる。図書館の内容紹介は『南大門、五重塔や、金堂内陣の「釈迦三蔵像」「薬師如来像」、大宝蔵院の「百済観音」など、創建から1300年を超える法隆寺の国宝を高精細画像で紹介する。国宝の美のディテールに迫るNHKの8K番組をもとに書籍化』。 2022/02/13