朝鮮戦争を戦った日本人

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

朝鮮戦争を戦った日本人

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月31日 09時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140818497
  • NDC分類 221.07
  • Cコード C0095

出版社内容情報

私は北朝鮮の人を殺しました――。米軍最高機密文書をもとに、戦後史の闇に迫る!

いま開封される戦後史の「不都合な真実」。平和国家の“擬制”を突く証言はあまりにも衝撃的だ。
――姜尚中(東京大学名誉教授)

日本が戦争するアメリカの“一部”となった朝鮮戦争。これはけっして“昔話”ではない。
――布施祐仁(ジャーナリスト)

朝鮮戦争と日本人の密接なかかわりを示す、最高機密文書がアメリカで発見された。米陸軍の調査官による、「朝鮮半島で米軍とともに行動した日本人70名」への尋問記録である。日本人が地上戦に参加していた事実が公文書によって初めて明らかになった。
日本人たちは、銃の携帯や発砲や殺人の有無について供述していた。尋問後、当局は日本人に一切の口外を禁じ事実は封印された。平和憲法下、なぜ日本人が朝鮮半島へと渡り、前線で殺し殺されることになったのか――。
極秘文書を丹念に読み解き、遺族や同じ部隊に所属していた米兵を捜し当て、「朝鮮戦争と日本」の真実に迫っていく。

大反響のBS1スペシャル「隠された“戦争協力” 朝鮮戦争と日本人」(2019年8月18日放送)を、追加取材を敢行し書籍化。

「武器は支給されたか」
「はい。M‐2カービン銃と、銃弾120発分を支給されました」
「その武器を使用したか」
「はい。いつも使っていました。北朝鮮の人を何人殺したかわかりません」(第2章)

プロローグ 彼らは歴史から消された
第1章 1033ページの極秘尋問記録
第2章 大田の戦い 福岡から朝鮮半島へ向かった男たち
第3章 孤児たちはアメリカに憧れた
第4章 彼らはなぜ利用されたか 日・米・韓の思惑
第5章 平和憲法下の海上輸送 船乗りたちの戦後史
第6章 ある日本人の戦死
あとがき

年表

内容説明

発見されたのは、米軍とともに朝鮮半島で行動した日本人たちの尋問記録。日本人が地上戦に参加していた事実が公文書によって初めて明らかになった―。極秘尋問記録を読み解き戦争協力の真実に迫る!

目次

第1章 1033ページの極秘尋問記録
第2章 大田の戦い―福岡から朝鮮半島へ向かった男たち
第3章 孤児たちはアメリカに憧れた
第4章 彼らはなぜ利用されたか―日・米・韓の思惑
第5章 平和憲法下の海上輸送―船乗りたちの戦後史
第6章 ある日本人の戦死

著者等紹介

藤原和樹[フジワラカズキ]
2009年、NHK入局。現在、報道局社会番組部ディレクター。主な担当番組に、NHKスペシャル「金正恩(キムジョンウン)の野望 第1集 暴君か戦略家か禁断の実像」、グローズアップ現代+「シリーズアメリカ中間選挙1 知られざるトランプ流SNS戦略」、NEXT未来のための「献花のその先に 川崎中1男子殺害事件」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ののまる

8
GHQ占領下。完全なる憲法違反でロシアや北朝鮮からも抗議のあった、朝鮮戦争に日本兵が参加している事実。だが、拡大解釈で大丈夫ですっていうのは、「自衛隊のいるところが非戦闘地域です」って珍回答した首相やら今の状態と同じ。もう最初っからそうなんだね。2024/08/03

イカ

3
朝鮮戦争中に日本の海上保安庁の掃海隊の一人が死んでいるという事実はよく知られている。また、朝鮮特需は教科書でも学ぶ重要事項なので、間接的な後方支援を日本人がしていたという事実もよく知られている。しかし、直接的に最前線で武器をもって戦闘に参加し殺し殺される経験をした日本人が何人もいたという事実は知らなかった。 公に認められていないが、国連軍の命令で日本政府に調達された日本人労働者のうち朝鮮戦争で死亡した記録が残るのは56名。記録さえされずに戦死した日本人もおり、その中の数人がこの本では取り上げられている。2021/03/11

コウみん

2
誰も知らない彼らの話。 半世紀以上前、朝鮮戦争に参戦した日本人を知っている人はどのくらいいるか? 彼らは自分達の意思で朝鮮半島で米軍と共に北朝鮮と中国軍と戦っていた。 しかし、残念ながら日本をもちろん韓国でも彼らの存在を知らない。2022/04/21

てまり

2
ミクロ視点での朝鮮戦闘に巻き込まれた理由ってのは仕事のためだったり友情だったり様々なんだけど、マクロとしてはひたすらに軍の都合のために法律を無理に解釈し、隙をついて活用されていたという二段構えの検証。この曲がりくねった法解釈を日本とアメリカは直視していない、従って朝鮮戦争について責任のありかを認識しておらず、なので日本とかにおいても朝鮮戦争はまだ終わっていないと。良書。2021/05/17

takao

1
ふむ2024/09/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16968635
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品