出版社内容情報
人を殺し回る殺人霊花にどう立ち向かう!?
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。
植物が枯れ酸素も薄くなった世界。
しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、
わずかな酸素を作り出して生き延びていた。
先の見えない世界でも人として生きるか、
苦しみを捨て、植物として新たな生へ踏み出すか。
人々は選択を迫られるーー
【編集担当からのおすすめ情報】
近未来を描きながらも、作品の底には現代にも通じる問題が織り込まれています。「貧困」や「格差」「分断」など……今を生きる人にこそ、刺さる物語です。また、手に汗握る展開も見所で、その描き込みには必ず圧倒されます!この機会にぜひ一気読みしてください!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dー
2
面白いのだけど誰が誰かわからなくてちょっと大変だったシーンがいくつかあった。中盤の親子はアイヴィー事件で霊花したやつが殺人事件を起こしてたことが世間にバレたからこれから霊花反対派として出番があるのかな…謎が謎を呼ぶ展開は大好きなので続きが楽しみ。霊花反対派って、私たちの世界では生活保護だったりと多少皮肉が入ってる気がしてちょっとだけ考えてしまった。それにしても呼吸税って…そんな世の中は嫌だなー。次巻も楽しみ。2024/09/21
チョボ六
1
トーシローとヨミコがごはん食べてるところ夢オチで良かった…。転花制度反対派の意見真っ当すぎると思ったけど「稼ぎのない人間の掃き溜めだぁ」っていう台詞も納得。にしても酸素税たかっ。2023/04/12
青
1
ここ最近で1番面白い漫画。本当にどうなるかわからない。2022/01/28
イヌヌモー
0
社会風刺とそれにのせたストーリー展開が面白すぎる。世界や社会が悪いのはもちろん、人間の邪悪さよ…。2022/07/16
かな(^^)よ
0
☆4.52024/10/06
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- 和書
- 中国美人伝 中公文庫