地球に住めなくなる日―「気候崩壊」の避けられない真実

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電子版あり

地球に住めなくなる日―「気候崩壊」の避けられない真実

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月30日 03時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140818138
  • NDC分類 451.8
  • Cコード C0098

出版社内容情報

知られざる「戦慄の未来」を明らかに。話題騒然の警告の書。

平均気温が4℃上昇した世界はどうなるのか?

現状の二酸化炭素排出ペースが続けば、今世紀末までに平均気温が4℃上昇するという予測が現実味を帯びてきます。4℃の上昇で、下記のことが起こります。

・地球規模の食料危機が毎年発生する。
・酷暑関連の死者が全体の9パーセント以上を占める。
・複数の気象災害が1か所で同時発生することが増え、損害は世界全体で600兆ドルに達する。
・紛争や戦争が倍増する。

現状での「最良の予測」とされる2℃であっても、4億人が水不足に見舞われ、北半球でも夏の熱波で数千人の死者が出るとされています。しかももっと早くその世界が訪れるかもしれません。温暖化がもたらすものは海面の上昇だけではありません。殺人的な熱波、大規模な洪水・山火事、深刻な大気汚染、経済破綻、気候戦争など、さまざまな脅威が複雑に絡みあい、壊滅的な状況へと向かわせるのです。本書で描かれるのは、温暖化が進むとどうなるかの具体的な世界です。人々の生活や、社会、政治、経済の変化がリアルにあぶり出され、「最悪の未来」が訪れたらどうなるのか実感できるでしょう。戦慄の未来を回避するために残された時間はわずかです。著者は警鐘を鳴らすとともに、エネルギーおよび輸送システム、農業・工業などの面から、大転換を遂げるために何をすべきかを提言、より良い未来へと希望をつなげます。

各氏絶賛!
福岡伸一氏「今、手を打たなければ最悪の未来を迎える。全世界必読の書」
坂本龍一氏「これは未来の話ではない、今、ここにある危機だ。人類はこれを乗り越えることができるのか。終末を迎えるのか。どこに希望はあるのか」
中川翔子氏「わたしたちが当たり前に過ごしてきた日々は、奇跡であり、尊い。人類滅亡の可能性から生き延びるための生存戦略がここにある」
水野和夫氏「現在の資本主義をとるべきか、未来に向けて気候変動の回避をとるべきか、それが21世紀の問題だ」
荻上チキ氏「〝地球温暖化?ではなく〝気候危機?の時代。グレタ・トゥーンベリは〝私ではなく科学者の話を聞け?と叫んだ。今何が起きているのか。豊富なデータを通じて、サイエンスの声を届ける力作」

内容説明

気候変動の実態は、思っているよりはるかに深刻だ。現状のままでは、2050年までに100都市以上が浸水し、数億人が貧困にあえぐことになる。温暖化がもたらすのは海面の上昇だけではない。殺人的な熱波、大洪水、大気汚染、経済破綻などさまざまな影響をあたえ、壊滅的な危機へと向かわせるのだ。いま何が起きているのか、気候変動により生活はどう変わるのか?近い将来に訪れる衝撃の世界をリアルにあぶりだす、話題騒然の警告の書。

目次

第1部 気候崩壊の連鎖が起きている(いま何が起きているのか;隠されてきた「最悪のシナリオ」 ほか)
第2部 気候変動によるさまざまな影響(頻発する殺人熱波;飢餓が世界を襲う ほか)
第3部 気候変動の見えない脅威(世界の終わりの始まり;資本主義の危機 ほか)
第4部 これからの地球を変えるために(劇的な変化の時代が始まる)

著者等紹介

ウォレス・ウェルズ,デイビッド[ウォレスウェルズ,デイビッド] [Wallace‐Wells,David]
アメリカのシンクタンク“新米国研究機構”ナショナル・フェロー。ニューヨーク・マガジン副編集長。パリス・レヴュー元副編集長。2017年7月、気候変動の最悪の予測を明らかにした特集記事The Uninhabitable Earthをニューヨーク・マガジンに発表、同誌史上最高の閲覧数を獲得した。2019年、記事と同タイトルの書籍(本書)を上梓。ニューヨーク・タイムズ、サンデー・タイムズ両紙のベストセラーリストにランクインするなど世界で大反響を呼んだ。「ニューヨーク・タイムズ紙、2019年ベストブック100」選出。ニューヨーク在住

藤井留美[フジイルミ]
翻訳家。上智大学外国語学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

92
毎日のように熱中症や火事、ゲリラ豪雨のニュースに触れる、この本は気候変動によってこれから地球全体に起こることが具体的に書かれている。すでに起きていることも。書かれていることはニュースやネットを気をつけて見ているとその正確さに驚く。ちょっと暑さを我慢すれば済む問題ではない。個人的にはもう手遅れだと思う。年ごとに暑さや災害が加速して大きくなっている。おらが町の熱自慢をしている場合ではないのだ。多くの人に読んで欲しい。図書館本 2023/08/19

きみたけ

71
気候変動により世界に何が起きているのか、我々の生活や現代文明がどう変わるのかを解説した本。現在の資本主義をとるべきか、未来に向けて気候変動の回避をとるべきか、大いに悩ませる内容です。挿し絵やグラフが一切なかったため通常より読了するのに時間を要しましたが、著者あとがき「残された時間で何をするべきか」が本書の要約として一番まとまっていました。洪水、旱魃や山火事など異常気象のニュースはもう珍しくないくらい頻繁に流れるようになりました。「気候崩壊」が差し迫っているということですね😑2023/09/09

たまきら

46
正確には「人間が」という注釈がつきます。すでに多くの動植物が適応できなくなり姿を消しており、大量絶滅はゆっくりと進んでいる最中です。現在陸地を席巻しているヒトは、今後どうなるか。戦争なんかしないで緊急に対策を進めていかなくてはいけないのになあ。マグロの刺身くんチョイス。2023/05/19

白玉あずき

44
「我が後に洪水よ来たれ」 人類の将来については悲観的です。"Proceedings of the National Academy of Sciences"とか、今まで縁の無い学術誌を知ったのは収穫。最近の極端な天候が今後も悪化しながら続くのかと思うと、それだけでも無力感が。化石燃料の使用を控えたところで、電気を作るにもエネルギーが必要だし、安定供給は難しいし、電気エネルギーの減衰率は大きいし、色々考えているとうんざりです。一昔前、地球温暖化はウソだとの言説が盛んだったが、2021/02/27

キムチ

42
ふと手にしたのだが、コップ21、パリ協定とニュースに連日あがっていたこともあり、タイムリーだった。2015パリ協定は殆ど知らなく😒如何に「仕事に追われている人間」が大事なことを流し去るか実感する。ジャーナリストの語り口だけに読み易い。虫の眼鳥の眼併用で語ることもあり読み手の近視眼的姿勢の相対化が絶えずなされる感じ。章ごとが短く、諸処の事実を連弾の如く突きつけ恐怖・不安が高まらぬはずがない。だがそれにより虚無主義が齎されたとなれば中東で始まった虚無⇒原理主義、そして暴力化した事も想起される。最近読んだ2021/11/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15306221
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品