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出版社内容情報
ここに来れば、元気になれる! 奈良の奥深い山中に佇む音羽山観音寺で繰り広げられる極上のスローライフ。山の恵み・季節の恵みに生
内容説明
食べることは生きること。四季折々の尼寺、訪ねてみませんか?奈良の山深いお寺に暮らすのは、愉快で聡明な2人の尼さんと、働き者のお手伝い、まっちゃん。笑顔あふれるにぎやかな暮らしには、明日をゆたかに生きるヒントがありました。2018年6月までにNHKで放送された「やまと尼寺 精進日記」と、2017年4月から放送されている「やまと尼寺 献立帳」の内容を中心に構成。
目次
春(制作班の便り―たけのこ お花見 新緑尽くし;春の暮らし―お花見 ほか)
夏(制作班の便り―万葉ハーブの贈りもの;夏の暮らし―梅仕事 梅の下ごしらえ ほか)
秋(制作班の便り―収穫の秋は大忙し;秋の暮らし―ギンナン拾い ほか)
冬(制作班の便り―冬ごもりの楽しみ;冬の料理―ねこ餅 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
130
テレビで放映されていたのですね。わたしは知りませんでした。大和三山の近くの音羽山というところのお寺さんに三人の女性が住みこんで四季の生活を紹介されてくれています。精進日記というもののあまり材料に縛られずにおいしい料理を作られています。テレビで放映されてから結構全国から訪れる人が多くなったようです。私の行きたくなりました。2023/01/07
ゆみきーにゃ
95
偶然NHKでやっているのを観てすごく面白くてもっと観たい!と思っていたところ、この本を見つけ購入。どんな時でも笑顔笑顔笑顔。自然に生かされている生活。私が求めている生活がここにはある。まっちゃんが居なくなってしまったのが寂しくてたまらない。2021/11/14
藤月はな(灯れ松明の火)
92
番組は観ていないのですが、図書館での新刊書架で見つけた時、「これ、気になる・・・」と思い、借りてみました。季節の恵みを存分に味わうためにどうすればいいかを考え、楽しみ、食すという事、物が壊れたら直す事、自然の中でのんびりと過ごす事、人との助け合いやご好意があるからこそ、生きていける事。当たり前だった幸せがここにはある。そしてこのお寺では節分の時、鬼は追い払わないのが優しくてホッとします。ヤブカンゾウといもぼた、美味しそう。2018/11/20
けんとまん1007
87
偶然、テレビで拝見して、その世界観に惹き込まれた。笑いのある暮らし。もちろん、それだけなく、自然の中に溶け込んだ世界を感じた。その根本にあるものが、感じたることができたように思う。人も、生きるためには、食べることが必須。そこに、どれだけの思いと手間をこめるかで、生き方・暮らしが全然違うと思う。食だけなく、山全体を通じた営みが素晴らしいし、自然と、人が集まってくるのも頷ける。大事なものが、ここにあると思うし、少しでも、近づきたい。2019/02/19
ネギっ子gen
72
【夢のような精進料理の数々!】奈良の山深いお寺・音羽山観音寺に暮らすのは3人。いつも笑顔で、よく笑いよく食べる、住職。手先が器用で、新しい工夫が大好きな、副住職。働き者で力持ち、イラストも得意なお手伝いさん、まっちゃん。NHKの「やまと尼寺 精進日記」書籍化本3冊の第一弾。<“お精進”といえば、アニメの一休さんが食べていた、少しのお粥と少しのお漬物……のイメージがすっかり崩されました。あらゆる色彩が輝く三膳は、まるで会席料理。しかもほぼ、誰かからいただいた野菜や、自生している野草や木の実を使っている>。⇒2023/03/24