内容説明
教師・ジャーナリスト・思想家でもあった内村の生涯は、苦難の連続だった。自身の不敬事件と妻かずの死、その後の娘ルツの死は、内村の一生を変えた。近代日本に光を放った宗教家・内村鑑三の人間像を読み解く。
目次
第1章 迷いと慰め
第2章 現世と後世
第3章 静かなる細い声
第4章 真理と寛容
第5章 死者との対話
第6章 宇宙完成の祈り
第7章 ホームを求めて
第8章 天然の語るもの
第9章 人間の教育
第10章 大文学論
第11章 『聖書』について
第12章 内村鑑三の面影
著者等紹介
鈴木範久[スズキノリヒサ]
立教大学名誉教授。1935年、愛知県に生まれる。専門は宗教学・宗教史学。立教大学一般教育部、文学部、コミュニティ福祉学部を経て、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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