インテリジェンス1941―日米開戦への道 知られざる国際情報戦

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インテリジェンス1941―日米開戦への道 知られざる国際情報戦

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140816479
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0095

内容説明

1941年12月8日、真珠湾攻撃―後戻りできなかったのは、なぜか。日・米・英・独・ソなどの諜報活動=「情報戦」の実態と、数多の人物たちの思惑と欲望が複雑に絡み合いながら日米開戦へもつれ込んでゆく様を、新史料をもとに活写する。大きな反響を集めた「NHKスペシャル」待望の書籍化!

目次

プロローグ 開戦前夜
第1章 謎のスパイ・ニイカワ
第2章 スパイ・マスターの誤算
第3章 チャーチルの影
第4章 コード・ブレイカー
第5章 独ソ戦錯綜する情報
第6章 ダブル・エージェント
第7章 ポイント・オブ・ノーリターン
第8章 真珠湾潜入
第9章 ワシリエフ文書
第10章 N工作
エピローグ スパイたちのその後

著者等紹介

山崎啓明[ヤマザキケイメイ]
1972年生まれ。早稲田大学政治経済学部、東京大学文学部卒業。1999年NHK入局。仙台放送局、文化・福祉番組部、番組開発部、名古屋放送局を経て現在は文化・福祉番組部勤務。これまでに「ETV特集」「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」などの番組を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新父帰る

6
本書は日米英ソのスパイによる情報戦を見事に描写。全て実名。山本五十六もワシントンの武官時代に諜報活動をしていた。本書を読むと日米開戦への道を開いた大立役者は、やはりチャーチル。南部仏印進攻情報から危機感を抱いたチャーチルの行動は素早い。全力で米を参戦させるために英情報機関をフルに活用。さて、「真珠湾奇襲攻撃」の警告をアメリカは二回受け取っていた。しかし、1回目は一笑に付され、二回目はワシントンの陸海軍上層部に渡ったが、情報の洪水の中に埋もれた。現地ハワイには届いていない。その他、ハル・ノート等読み所満載。2017/06/18

mushoku2006

4
この番組、見た記憶がないなあ・・・・・・。 それはともかくとして、しかし、この文章は妙に読みにくい。 ノンフィクションなんだから、 もっと淡々と史実を述べてくれればいいのに、 上手でもないのに、小説的な描写がたくさんあって、邪魔。 それともやっぱり小説なのか?どうやら違ったようだが。 どうも気になって、中身がまったく頭に入ってこなかった。 TV放送で観ておけば良かった。2014/09/12

あまたあるほし

4
話がバラバラだなあ。せっかくの新発掘資料がもったいない……とも思った。NHKのBSで放映した「チャーチルを裏切った男たち~日英海軍の諜報戦~」のことが思いっきり触れられてないが。どちらが先に調べたのかな、と思ったりもした。2014/07/27

konaka

3
3+2014/12/09

dhaka

3
真珠湾攻撃に至る過程で、チャーチルの果たした役割は大きい。 広東の領事館の公使が、本国に送った南部仏印進駐後の野心的な計画をルーズベルトに伝え、底知れぬ野心の証と激怒させ、日米対決に繋がる経済制裁に踏み切りさせる。実はこの情報は個人的な見解で、軍部に東南アジアへ侵略計画があったわけではなかった。 インドシナへ南下している船団の数を大幅に増やしてルーズベルトに報告し、日本への妥協暫定協定情報を引っ込めさせた。この情報の出処もチャーチル まさに狡猾。日本にこんなスケールの指導者は出てこないんだろうなと感じた。2014/08/16

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