NHKさかのぼり日本史〈1〉戦後 経済大国の“漂流”

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NHKさかのぼり日本史〈1〉戦後 経済大国の“漂流”

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  • サイズ B6判/ページ数 123p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140814857
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0321

内容説明

歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。金融グローバル化や新興国の台頭に対応できない「漂流国家・現代日本」―その要因を1989年→1982年→1955年→1951年の“日米関係”のなかに見出す。

目次

第1章 冷戦終結日本の試練―1989年(平成元年)(戦後最大の変動期;崩れ落ちるベルリンの壁 ほか)
第2章 “戦後政治の総決算”のゆくえ―1982年(昭和57年)(「二十一世紀の巨人」か「ひよわな花」か;復活する日本 ほか)
第3章 55年吉田路線の選択―1955年(昭和30年)(党人派政治家・鳩山一郎;吉田と鳩山の確執 ほか)
第4章 戦後の原点 講和と安保―1951年(昭和26年)(吉田茂という個性;思いがけない首相就任 ほか)

著者等紹介

五百旗頭真[イオキベマコト]
1943年兵庫県生まれ。防衛大学校長・神戸大学名誉教授・法学博士。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了。広島大学政経学部助教授などを経て、81年より神戸大学法学部教授。2000年より同法学研究科・国際協力研究科教授。ハーバード大学やロンドン大学の客員研究員、日本政治学会理事長なども歴任して06年より現職。また現在は、東日本大震災復興構想会議の議長を務める。著書に『米国の日本占領政策』(中央公論社、サントリー学芸賞)、『日米戦争と戦後日本』(大阪書籍/講談社学術文庫、吉田茂賞)、『占領期』(読売新聞社、吉野作造賞)、『戦後日本外交史』(編著、有斐閣、吉田茂賞)、『歴史としての現代日本』(千倉書房、毎日書評賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

28
細かい政治家同士のかけひきが読めてよかった。良くも悪くも力を持った政治家の存在がこの国を動かしてきた。世界構造も今に比べればシンプルだった。2015/03/03

28
戦後の日本がどのように世界やアメリカとつきあい今の日本になったのかということが平成元年あたりからさかのぼりつつまとめてくれているので非常に流れが掴みやすい一作になっていました。戦後から冷戦の時期を超え、日本は力をもったり暴走したり、時の首相によって日本の方向は変わっていく点がやはり興味深いところです。個人的には中曽根首相の外交をもう少し詳しく知りたかったのですが、自分の興味がどこにあるのか確認するには十分な内容でした。日本はこれからどこに向かていけば良いのでしょうね。もう少し詳しい文献をさがすことにします2013/08/12

11
通史が読みたくなったので、ちょっと変わったタイプのものをチョイス。読み出して、章ごとでも遡及するのだと思っていたので、湾岸戦争の後にカンボジアの話が来てあれ??…となってた。すみません。戦後60年は明治維新から国際連盟を脱退するまでにすっぽりと該当するとの記述に改めて愕然とする。それから20年、漂流する日本でどうにか舵撮りをとおっしゃるんだけど、現状あちこちを見回してみてもどんよりとした気持ちにしかならないのであった…。やれることを個人としてやるしかないんだけど。2017/07/07

ikatin

10
確かに現在の立位置から過去の意義を解釈する手法は分かりやすいし、脳に刻み込みやすい。しかし、この40年近く自分自身が身を持って時代を生きてきたはずなのに、歴史認識と理解があまりに薄いことにも気付かされる。わが国の現代史教育のまずさがますます腹立たしくなる。2012/02/18

RingWondeRing

7
「9条を守ります(てのは建前で、その隙に経済成長してやるんだ〜。)」って最初は周りを欺いてたはずが、いつの間にか狙いの部分がスッポリ抜け落ちて「9条を守ります。」だけを自分自身が信じ込んでしまってそのまんまてのが戦後ってやつなのか。。。一方、国を守れる軍備を自らするっていうのも現代の戦争のありかたからすると現実的なのかはわからない。けど、少なくとも現代と未来を見据えたビジョンは必要と思う。「9条!」のままではだめだよなあ。2019/10/24

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