東日本大震災を解き明かす

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  • サイズ B6判/ページ数 126p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140814802
  • NDC分類 453.21
  • Cコード C0040

内容説明

これまでの常識を覆す「異様」な巨大地震発生のメカニズムとは。

目次

第1章 地震はなぜ起こるのか(プレートは沸かした牛乳に張る膜;マントルは海嶺で湧き出す ほか)
第2章 津波はなぜ起こるのか(通常の波(浪)と津波は違う
引き波とは何か ほか)
第3章 東北地方太平洋沖地震の謎(K‐NETが記録した揺れの広がり;99パーセントの発生確率と予測されていた宮城県沖地震 ほか)
第4章 謎を解く手がかり(2008年に撮影されていた震源域;3500メートルの海底にあったフレッシュな崖 ほか)
第5章 南海トラフへの視点(南海トラフとは何か;想定される3つの地震と連動 ほか)

著者等紹介

古村孝志[フルムラタカシ]
1963年生まれ。東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター教授/地震研究所教授。北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。地震動と津波のデータ解析とコンピュータシミュレーションの研究を専門とする

伊藤喜宏[イトウヨシヒロ]
1973年生まれ。東北大学大学院理学研究科地震・噴火予知研究観測センター助教。東北大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。専門は地震学。第42次日本南極地域観測隊越冬隊への参加経験を持つ

辻健[ツジタケシ]
1979年生まれ。京都大学大学院工学研究科助教。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。博士(理学)。専門は地震探査学、地球科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ほっそ

6
筆者の一人辻先生のコラムが、印象的でした。小学生の時、阪神大震災を体験して、研究者を目指したとのこと。震災を生き抜いた子供たちに、この言葉ぜひ伝えたいのですが、子供の読む本ではないですね。 2011/08/08

yori

2
★★★★☆ うぅぅ結構難しかったー。。あまり理解できていないです。とりあえず、「ゆっくり地震」「オーバーシュート」というキーワードを覚えておこう。シロウリガイの生育で断層の場所が分かるなんて面白い。2012/10/28

えも

0
ようやく、あの地震・津波の謎と、新たな地震のメカニズムが解明されてきたようです。2012/01/03

ぐっさん

0
面白かった2012/06/26

あゆかけ

0
「地震はなぜ起こるのか」「津波はなぜ起こるのか」という基本的な部分から、東大の古村先生らが図表などを使ってわかりやすく説明している。 地震学者が予想もしなかった大地震や大津波は、なぜ発生したのか。 様々なデータの解析からわかってきたそのメカニズムについても述べていて、わかりやすくお薦めです。2011/10/30

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