内容説明
親鸞晩年につくられた傑作和讃から、阿弥陀仏の「本願」の世界を通じて実現される浄土の真実、高僧たちの徳を読み解く。
目次
序章 親鸞の生涯と著作
第1章 仏の徳を讃歎する歌
第2章 阿弥陀仏の徳をたたえる
第3章 阿弥陀の誓願
第4章 罪深き衆生の救われる道
第5章 無限の果を生み続ける
第6章 浄土へ往く道・還る道
第7章 感謝の心・懺悔の心
第8章 末法の世にともされる灯
第9章 真実信心を得る
第10章 如来大悲に身をまかせて
著者等紹介
坂東性純[バンドウショウジュン]
1932年生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。大谷大学教授を経て、上野学園大学教授。坂東報恩寺住職。仏教伝道協会においてひろく海外を含めた仏教の普及に力を尽くすとともに、自坊での熱心な講話も息長く続けた。2004年1月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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