大奥学事始め―女のネットワークと力

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140812730
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0021

内容説明

近世史研究の第一人者が初めて明かす真相。俗説に彩られた「女の園」の虚像を斬る。

目次

第1章 大奥の成立とそのモデル
第2章 大奥権力者の変遷
第3章 大奥勤務の男子役人
第4章 大奥の外交
第5章 世間が見た大奥
第6章 天璋院篤姫と徳川幕府

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山県生まれ。1982年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士。専攻は近世日本政治・外交史。現在、東京大学史料編纂所教授。著書は『江戸お留守居役の日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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左近

0
正室の子が次の将軍になることは珍しく、そもそも正室をもうけないことも、正室が子をなさないことも多々あったという文章に驚いた。血縁を頼りにした相続は難しいということなのだろうか。それとも前将軍の嫡子という身分がなくても相応の家柄と資質を持った人物であれば世継ぎになれるという体制ができていたから可能だったことなのだろうか。徳川時代は安定しているように見えて実は綱渡り続きの時代だったのだろうか。どんな時代でもそうか。2017/03/30

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