NHK世界美術館紀行〈1〉ロダン美術館、マルモッタン美術館、ギュスターヴ・モロー美術館

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  • サイズ A5判/ページ数 133p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140810385
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0370

目次

ロダン美術館
マルモッタン美術館
ギュスターヴ・モロー美術館

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャトル

50
マルモッタン・モネ展の予習に。「印象派」の由来になった名画「印象・日の出」が80年代にマルモッタン美術館から強奪されていた!とは、知りませんでした・・しかもバブル期の日本が密接に関与していたなんて。マルモッタンは元々コレクターの私邸で、当初モネの絵は一枚も所蔵してなかった。第二次世界大戦中にコレクターから戦火から逃れるために「印象・日の出」など20点を預託され、戦後、寄贈をうける。その後、モネの遺族から60点、他からも寄贈され、「世界一のモネ・コレクション」を誇る美術館に。どの絵が来日しているか、楽しみ。2015/09/20

KN/時間が取れないのでただ今記録のみ

4
◎18/046◎ギュスターヴモローについて知りたかったので何気なく手に取った本書。NHKで放送されていた世界美術館紀行という番組の書籍版らしく、こちらは十冊ある内の一冊目。パリ近郊にあるロダン美術館、マルモッタン美術館、そしてギュスターヴモロー美術館の三カ所が取り上げてあります。掲載写真は映像からの転用のため、やや粗め。ですが、建物外観から内部、おおよその概要などが載っているので私のような初心者には◎。怖い絵展で見た「ソドムの天使たち」がどうしても忘れられないので追って調べようと思います。2018/08/20

aoi

3
彫刻や印象派の絵画は正直よくわかりません。下手にわかろうとするからか…という私ですが、この本はエピソードから入っていきます。ドロドロな恋愛だったり、盗難事件だったり。その大筋に作品が繋がれていく。そうすると一気にとっつきやすくなりました。大きく扱われているわけではないけれどモローの《レダと白鳥》が魅力的。展示室のピンクの壁と飾られた絵画や額との色合いから、なんともちょうど良い距離感を感じてしまい、ギュスターヴ・モロー美術館に行ってみたくなりました。居室も素敵だし。2015/01/28

三谷銀屋

2
西洋美術史の知識がほとんど無い状態で読んだ。ロダン、モネ、モローに焦点を当てた解説。ロダンは「考える人」を創った彫刻家という印象しかなかったんだけど、女弟子カミーユとの激しい愛憎劇の顛末を知りびっくりした。睡蓮の絵で有名なモネも意外に不遇の時代が長かったらしい。当時の社会的に最も生前から成功してたのは三人の中ではモローなんだろうか。独特の雰囲気とエロシズムを感じさせるモローの作風が個人的には好き。当時の文壇にもウケが良かったとの事で、日本の大正時代に妖艶な絵が好まれたのとちょっと似てるのかな、と思った。2022/02/15

あすべる

2
芸術家のエピソードは、なかなかおもしろい。それにしても。。。絵画もいいけど、彫刻もいいね。ロダンの作品とか「地獄門」「青銅時代」ぐらいしか知らなかったけど他の作品も見てみたくなったわ。他の人のも ね。2012/11/02

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