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内容説明
2004年ゴールデングローブ賞外国語映画賞と2003年カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督作品)特別賞などを受賞した「アフガン零年」はなぜ人々の心を捉えたか、その魅力に迫る。上田信プロデューサーの寄稿文を併載。
目次
プロローグ 虹
第1章 バルマク
第2章 マリナ
第3章 虹とマリナ
第4章 兵士の歌
第5章 虹のない国
エピローグ オサマ
寄稿(「アフガン零年」プロデューサー・上田信)
(映画「アフガン零年」はなぜ人々の心を捉えたか;映画「アフガン零年」制作ノート;アジアで映画をつくってきてわかってきたこと―いまや世界中がアフガニスタンである)
著者等紹介
中村直文[ナカムラナオフミ]
1969年福岡県に生まれる。九州大学文学部卒業後、NHKに入局。大分放送局勤務後、98年報道局番組部へ。NHKスペシャル「マリナ~アフガニスタン・少女の悲しみを撮る」は2003日本賞文部科学大臣賞受賞。2004シカゴ国際ドキュメンタリーフェスティバル特別上映作品に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mana
1
アフガン零年の製作に携わったエピソード。時期はアメリカ侵攻の2001年の後。軍閥政権がミーナとかでも語られたように戻ってきて横暴な支配を敷いていて、なぜ2021年のアメリカの撤退に至ったのかが分かる気がする。出演者は現地の人を採用していて、撮影が終わった後に皆また貧困の生活の中に戻っていかなければいけないところが読んでて一番辛かった。2021/09/29
まろ
0
映画を見たので購読。これだけでもアフガニスタンの悲惨さが透けて見えるけれど、映画と併せて読むのがいいと思う。マリナの悲劇はアフガニスタンの悲劇。2014/02/24