出版社内容情報
花と樹と人間が織りなすコスモス=マンダラ。『かたち誕生』に続く、杉浦康平のアジア図像学の新たな試み。アジアの生活のふしぶしに、ときに鮮やかに、ときに秘めやかにあらわれる「花咲く樹」「生命の樹」のイメージを、染め、織り、飾り、祭礼具、生活用具の中から掘り起こし、それらが指し示す意味、思想を読み解く。
内容説明
本書は、アジアの生活のふしぶしに、ときに鮮やかに、ときにひそやかに現われる「生命の樹」のイメージを、染め・織り・飾り、あるいは、生活用具や祭礼具のなかから掘りおこし、それらのものが語る意味や思想を、読み解こうとするものである。
目次
1 「生命の樹」の四つの樹相
2 「生命の樹」と聖獣たち
3 「生命の樹」と鳥と蛇
4 「生命の樹」。豊穣と再生の宇宙軸
5 おわりに
感想・レビュー
-
- 和書
- 現代イスラームの徒然草