古田織部―桃山の茶碗に前衛を見た

古田織部―桃山の茶碗に前衛を見た

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  • サイズ B5判/ページ数 173p/高さ 24X19cm
  • 商品コード 9784140800355
  • NDC分類 791.2
  • Cコード C0070

目次

映画「豪姫」の古田織部
四百年前の茶碗のメッセージ
死の壁の向こうの文化
熱い映画の委節が通り過ぎた
土との出会い 土による発見
福井の自然は体に入ってきた
広大な二畳の草庵が語るもの
「さすがに道の遠ければ」
投げつけられた竹 嫌われた黒
ヨーロッパ文化の波としぶき
茶の建築と回想のガウディー
同朋衆を率いた美の探求者
「花は野にないように」
創造者の時代を通って現代へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネロ

1
この本の題名は「古田織部」ですが、大部分は著者自身の芸術生涯の変遷を語っています。その中で、新鋭監督から陶芸、茶道、生花など多彩な才能を発揮させる転機となったのが、織部の沓(くつかけ)茶碗との出会いだったようです。勅使河原宏に興味のある人にはお勧めですが、織部焼を目的に読もうとする人にはちょっと...。また、伝統、経験により積み上げたものを地道な修行によって継承することが、革新のための妨げになるとの著者の考え方にはいまいち納得できません。ただ、冒頭に並んだ織部の焼き物の写真は良いです。壮観。2012/05/15

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