出版社内容情報
新日本有限責任監査法人[シンニホンユウゲンセキニンカンサホウジン]
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内容説明
連結財務諸表における税効果会計は、連結修正仕訳に対応して計上されるもののみならず、子会社および関連会社に対する投資に関する税効果もあり、実務上悩ましい論点が出てくることが多くあります。本書では、連結財務諸表における税効果会計の取扱いについて、基本的な考え方を整理するとともに、評価差額、投資の一時差異、未実現利益、自己株式等の売却、退職給付に係る調整額を含むその他の包括利益、連結納税およびグループ法人税制、持分法会計等、関連する項目ごとに、設例を多用して詳説しています。また、2018年2月に公表された会計基準・適用指針の改正のポイントもわかりやすく解説しています。
目次
第1章 税効果会計の基礎(税効果会計の意義;一時差異等 ほか)
第2章 連結税効果の基本的な考え方(連結税効果の基本的な考え方;連結財務諸表固有の一時差異 ほか)
第3章 改正適用指針の主な変更点(会計処理;開示 ほか)
第4章 ケース別 実務上の論点(連結時の時価評価(評価差額)に係る税効果
子会社株式評価損等に関する連結上の取扱い ほか)