内容説明
英国人が描写した日本。ふとした光景の中に深いぬくもり。「トラッドジャパン」の連載英文エッセイ“Stuart’s Titbits”から26編。“Notes(語注)”と“日本語対訳”付き。著者撮影の“70年代のスナップ35点併載”。
目次
1 トラッド考(「トラッド」っていくつ?;トラッドな雰囲気 ほか)
2 「英国」対「日本」(これ、どこの国の切手?;「ガーゴイル」と「金剛力士像」 ほか)
3 食のかたち(豆腐チャレンジ;私はヌードル ほか)
4 未知との遭遇(未知との遭遇;どんぴしゃ! ほか)
5 言葉の世界(どう発音しますか?;ハン、クラン、タータン ほか)
著者等紹介
ヴァーナム・アットキン,ステュウット[ヴァーナムアットキン,ステュウット][Varnam‐Atkin,Stuart]
英国出身。オックスフォード大学卒業。1972年に来日。在住歴40年の日本で、ナレーション、文芸作品の翻訳などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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岡山の山奥ニート
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英語の勉強のつもりで読みました。難しい単語はほとんどない。読みやすい日本についてのコラム集。1コラム1分~1分半で読むとか目標をもって読むといいかも。内容はそこそこ面白かったですw2015/03/20
もとせ
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40頁引用【これ、どこの国の切手?―日本と英国はどちらも、すばらしいデザインの切手で世界的に有名である。しかし、それらのデザインで19世紀以来変わっていない二国の大きな違いがあるが、ご存知でしたか?英国の場合は、どの切手も在位中の王あるいは女王の頭像を描くが、国名は記載しない。なぜか?(略)一方、日本の切手には、今上天皇の皇太子時代と神功皇后以外、在位中の天皇の肖像が描かれたことはない。もともとは、明治天皇の顔を消印で汚したくなかったというのが理由のようである。】2012/06/03
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